2017年11月15日水曜日

観る年代で映画が変わる Part 19 (あなたがいてこそ 原題 : MARYADA RAMANNA)

11月15日は、七五三の祝いです。

日本の代表的な伝統行事なのに、なんでこんな寒い11月なのでしょうか。

いろいろな説がありますが、その一つが、江戸時代、五代将軍徳川綱吉の
幼少の頃だとか。

若い人なら、徳川綱吉か、ア~、知ってる、知ってる。
モンスターストライクの「犬進撃!生類憐む犬公方(いぬくぼう)」だ、
と言うかもしれませんね。

徳川三代将軍家光は、息子の徳松(後の五代将軍綱吉)が病弱であったため、
無事に成長してくれることを祈願して、当時の鬼宿日にあたる11月15日に、
袴着の儀式を執り行ったそうです。
庶民もやがてこれにならったのが、七五三の始まりとされています。

千歳飴もその元禄時代、アイディアマンである江戸浅草の飴屋の七兵衛
考案したそうです。
長寿を願い、長い袋に千歳飴と書いたのが はじまりとされています。
お宮参りの帰りにおみやげとして買って帰り、親戚や近所に配られました。
「ちとせ」は千年、子供の健康と成長を願う気持ちを込めて、細く長く伸びた形ですが、
最近では、太くて短いものや、丸いものもあるみたいですね・・・!!。

「鬼宿日」とは
鬼が宿にいて出歩かないので、何事をするにも良い日とされています。
お釈迦様が生まれたのも4月15日の鬼宿日なので、吉日とされています。
鬼宿日は、占いの天球から導かれますが、ややこしいので説明は省きます。
ちなみに2017年11月の鬼宿日は、17日です。

そうそう、言い忘れると大変ですが、結婚、入籍、結納などは凶とされています。

但し、あくまで迷信なので、信じなくてもぜんぜんOKだと思います。
でも、自己責任でよろしくお願いします。


ショック、警官にキップ切られたは」
一旦停止違反やて、止まった ?
「短すぎるんやて、ア~7000円パーや」「腹立つ!
「孫が、7000円あったら、ゲーム買えるのになー やて」「ほんまや

やっぱり、今日は、鬼宿日ちゃうんやな・・・」

それでは、インド映画「あなたがいてこそ」を紹介します。

あなたがいてこそ

原題 : MARYADA RAMANNA
製作 : 2010年
製作国 :  インド (テルグ語)







監督:S・S・ラージャマウリ/脚本:S・S・ラージャマウリ/撮影:ラム・プラサード/
音楽:M・M・キーラヴァーニ

出演:スニール(ラーム)/サローニ(アパルナ)/ナジニードゥ(ラミニドゥ)/スプリート(マッラスーリ)/ヴェーヌゴーパール(パイレッディ)/ブラフマージー(アパルナの従兄)

(あらすじ)
コミカルな音楽と共に、モダンアートの背景に黒いゴシックのテルグ文字の上を、
自転車の2個の車輪が楽しそうに走る。
車輪が止まり、カメラが後ろに引かれ、タイトル文字。

1982年、ラーヤラシーマ地方ガンディコタの荒涼とした風景、続いて歌が流れる。

かくも汚れ果てたとこしえの伝統よ、自尊心のために命を差し出し、
抗争のため命を奪う、犯罪の血しずくがとめどなく滴り落ちて、
アレレ、レ・アレレ、レ・・・かくも汚れ果てたとこしえの伝統よ

男が柱にもたれ電話に、"Halo"・・・"そうか、わかった"。
対立する家系、2人の男が殺し合う。
1人はラーガワ・ラーオ、もう1人はラーミニードゥの弟。

弟を殺されたと知ったラーミニードゥは幼い2人の息子マッラスーリ、バイレッディ
と共に復讐を誓う。

だがラーガワ・ラーオも負った傷がもとで息絶える。
ラーガワ・ラーオの妻は、幼い息子のラームを連れて大都会ハイダラーバードへと逃れた。

あれから28年
母も亡くなり、ラームはハイダラーバードの下町に一人で暮らしていた。
ボロ自転車に荷物を積んで配達の日々、それが生活の糧であった。
だがある日、もう自転車ではオート三輪と比べ機動力が著しく欠けるため、クビになる。

そんな折、父親の残した土地の相続ができるという知らせが舞い込む。
その土地を売ればオート三輪が買える。

ラームは故郷へと向かう。
その列車の中で絵の好きな娘アパルナと出会う。だが彼女はラーミニードゥの娘だった・・・。


冒頭の歌詞、
"かくも汚れ果てたとこしえの伝統~"が、物語のベースにあります。
ラームはこの伝統のために命を狙われますが、ラーミニードゥ家には、招いた客は、
誰でも丁重にもてなすという伝統があります。

神聖な家を血で汚してはいけないという掟のため、家の中ではラームは命が守られます。
何とかして家を出ないよう四苦八苦するラーム、
何とかして家から出そうとするラーミニードゥ。

それがコメディタッチに描かれ、歌あり、踊りありで面白く展開します。

ラームのボロ自転車の独り言も面白い。

テルグ映画のジャンルでは、"faction 映画"つまり"抗争映画"と呼ぶらしいです。
確かに、物騒な刀や斧での格闘、残虐シーンもありますが、
目頭が熱くなるような感動するシーンもふんだんにあります。

先がまったく読めないストーリー展開にワクワク、でもラストはキッチリ決めています。

ヒンドゥ語のインド映画と、また一味違います
興味のある人は観てくださいね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回もインド映画で、「ボス」を紹介します。

2017年11月9日木曜日

観る年代で映画が変わる Part18 (女神は二度微笑む 原題 : KAHAANI)

北北西の風4m/s、湿度48%、気温17℃、晴れ。
今日は、とても晩秋とは思えない過ごしやすい気候です。


「あんた、知っとる?」
「トランプさんの韓国訪問で、歓迎夕食会に元慰安婦の人が招待されたんやって」
「それと、竹島で取れたエビを、『独島エビ』としてだしたらしいで」
「何考えてるんやろ!、韓国の大統領 ムン何とか・・・? 言う人」
「理解でけへんわ」
「あんた、なんでや思う?」

「ようわからんが」
日本を怒らすためやろか」

なんで、韓国は日本を怒らさなあかんの

「トランプさんに、日本と韓国の関係がまずいのは、日本の責任だと思わせたいからやろ」

「私、頭が悪いから、その意味わからんわ」

「よう考えてみ、元慰安婦の李容洙(イ・ヨンス)さんは、88才やで
「逆算して終戦の時は、16才ということになる、いくら何でもおかしいと思わんか
「トランプさんに紹介する時に、この人は元慰安婦ですと言うと思うか、言わんやろ」
「この人は長年人権問題で苦労されてきた人ですとかなんとか紹介したんとちゃう」
「料理目録の『独島のエビ』の字の横に英語で単にPrawnと書いてあるだけかもしれん」
「トランプさんは、漢字もハングルも多分読まないと思うな」
「そやから、トランプさんはそのことをあまり気に留めんやろ」
「むしろ、韓国の意図は、日本だけを刺激したいのとちゃうやろか」
「トランプさんが日本に来たときは、韓国はおとなしい
「トランプさんが韓国に来たときは、日本が怒る
「韓国はこの構図を作りたいのとちゃうやろか?」
「トランプさんに、日本と韓国との関係がまずいのは、日本のせいやと思わしたいのと・・・」
「そやから、相手の罠にハマらんよう注意せなあかんのや」

「トランプさんは韓国訪問をどう感じたんやろか?」

「気わるせんかったら、いいのにな・・・」

それでは、マサラムービー「女神は二度微笑む」を紹介します。

女神は二度微笑む

原題 : KAHAANI
製作 : 2012年
製作国 : インド





監督:スジョイ・ゴーシュ/脚本:スジョイ・ゴーシュ/音楽:ヴィシャール=シェーカル

出演:ヴィディヤ・バラン(ヴィディヤ)/パランブラタ・チャテルジー(ラナ)/
ナワーズッディーン・シッディーキー(カーン)


(あらすじ)
"グィ~ン、カチ、クィィ~"扉の電子音が響く中、
突然マウスの顔がアップ。
続いて目だけギョロつかせた防毒マスクの男の顔がアップ。
薄っすらとグリーンライトの明かりに照らされ、
横一列に並ぶ四角いガラス飼育容器が数個にマウスたちが動き回っている。
防毒マスクの男がピンセットで慎重に、真珠粒ほどの大きさのカラス球を挟んで
目の高さまで運び、それをじっと凝視していたかと思うと、サッ! と飼育容器に落した。
ガラス球は弾け、こぼれ出た液体が気化し、瞬く内に飼育容器はガスで充満した。
数秒で全てのマウスが死んだ。
防毒マスクの男の目がアップ。

場面が変わり、カーリーガート駅 8:30 AM 電車が通過。
乗客で混雑する公園通り駅での構内放送、
"不審物には触らないで 発見したらすぐ係員に連絡して下さい"
何度も繰り返されている。

その日に事件が起きた。
乗客が到着した電車に乗り込む間際、子供を抱えた女が、
座席にバッグを置いたまま立ち去った。
バックに気付いた別の女性がバッグを持ち上げた瞬間に、
中からミルクのビンが床に落ちて割れ、またたく間に車内が毒ガスで充満した。
数百の死体を乗せたまま列車は走り去る。

キーボードで打ち込まれるタイトル"KAHAANI"の文字。
-地下鉄毒ガス事件 100人以上が死亡-状況をニュースが伝えている。

2年後・・・
無差別殺戮地下鉄毒ガス事件から二年、
そのインド・コルカタ国際空港に一人の妊婦が降り立った。
彼女の名はヴィディヤ。


遠くイギリスのロンドンからやって来た目的は、
1ヶ月前にコルカタへ出張に出たまま消息を立った夫アルナブを探すため、
手掛かりは、たった一枚の写真しかない。

まずは警察署をたずねた。
そこで、勤務してまだ日も浅い警察官ラナが良き協力者となり、
一緒に夫を探してくれた。
だが、勤め先の勤務履歴が無い、宿泊先の宿帳にも記載が無い、
途方にくれるヴィディヤであった。

そんなある日、前に一度たずねた夫の勤め先の人事部の女性から携帯が入った。
気になっていたので、過去の勤務データーを調べているうちに、
預かった写真ヴィディヤの夫アルナブと瓜二つの
ミラン・ダムジという男を思い出したと言うのだ・・・。


本作は、インド映画としては珍しく、歌も踊りもありません。
少々残念な気もしますが、内容を考えれば歌も踊りも無用です。
注目すべきはストーリーの構成です
物語を一言で言えば、一人の女性が、愛する夫とお腹の子供の命を奪った、
無差別殺戮犯へのリベンジなのですが、各シーンの計算された設定と、
随所に張り巡らされた綿密な伏線で、
こんなに見事なサスペンス作品になるということです。

歌も踊りもありませんがヴィディヤ・バランの堅実で確実な演技が素晴らしいです。

スジョイ・ゴーシュ監督は、東野圭吾原作、福山雅治主演の傑作ミステリー
『容疑者Xの献身』をボリウッド・リメイクしたことで知られています。


私のとても好きなサスペンス作品の一つです。
もし、興味のある方は是非観てくださいね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

次回もボリウッド作品「あなたがいてこそ」を紹介します。

2017年11月2日木曜日

観る年代で映画が変わる Part17 (ロボット 原題 : ENDHIRAN/THE ROBOT)

ついに、我が家はコタツガスストーブの準備が整いました。
二週連続の台風が去ってから、朝夕が冷え込みます


「自公が今回の選挙で大勝したけど、どう変わるんやろか?
「政治のことは、ようわからんけど、あんまり変わらんのとちゃう?
「うちらは、毎月の収入が増んかったら、景気なんて一緒や
「それに、国防、国防とたいそうに言うけど、結局、戦争になったらおしまいやろ
「日本は、憲法を変えんかったら、なも出来んのとちゃう

人は、気候によって気分が左右される。暑いと陽気になり寒いと悲観的になるらしい。


「安倍首相のメルマガで、『最低賃金引上げ支援 業務改善助成金』が紹介されてたで」
「社内の最低賃金を120円引き上げると、200万円までの助成金が出るらしいわ」
「申請は、厚生労働省のホームページに詳しく出てるそうや」
「みんな、もっとこいのを活用すべきや思うで」
「誰が考えたか、久々に感心した政策やと思うは」


なんで


団塊の世代のリタイアーが始まり、これからはもっともっと人手不足になるで」
「かといって、少子社会のため労働人口は減少や」
解決策は二つに一つ業務改善でカバーするか、外国人を雇うかや」
外国人の場合、労働賃金はそのままか、逆に下がるような気がする
かたや、業務改善でカバーすれば、少なくとも賃金は120円上がるやろ


「考えた人、頭いいな、ノーベル賞もんやな」

コタツに入りテレビを観ながらの団らんのひと時でした


それでは映画「ロボット」を紹介します。

ロボット

原題 : ENDHIRAN/THE ROBOT
製作 : 2010年
製作国 : インド




監督:シャンカール/製作:カラニティ・マラン/撮影:R・ラトナヴェール/
音楽:A・R・ラフマーン

出演:ラジニカーント(バシーガラン博士/チッティ)/アイシュワリヤー・ラーイ・バッチャン
(サナ)/ダニー・デンゾンパ(ボラ博士)

(あらすじ)
恋人サナも無視してロボット製作に没頭していたバシー・ガラン博士は、
10年目にして、ついに自分とそっくりのヒューマノイドロボットを完成しました。




バシーの母親に、「チッティ」と名付けられ、


ロボット学会の発表では、学者達の注目を集めました。


バシーは、チッティに公的機関の認定試験を受けさせますが、
バシーの恩師であるボラ教授の嫉妬による意地悪テストで、
却下されてしまったのです。

その帰り道に大火事に遭遇しました。
チッティは次々とマンションから住人たちを救い出し、大活躍をしたのですが、
入浴中の少女を裸のまま救い出し、ある悲劇を招いてしまうのでした。
チッティには人が持っているはずの感情や常識・デリカシーを持たないが故の
悲劇でした。

それをきっかけに、バシーはチッティに感情を持たせることを決意しました。
苦心の末に、やっとチッティにも人間のもつ感情が得られたのです。

ある日、チッティは難産の女性を救い、サナから感謝のキスをされたのですが、
あろうことに、チッティはサナに恋をしてしまったのです。



一方、バシーに激しく嫉妬していたボラ博士は、バシーの部下2名を利用して、
チッティの神経回路のデータを手に入れようとしていました。

サナの誕生パーティーで、バシーが突然サナとの結婚発表をしたのです。
チッティは激しいショックを受けました。
サナは「愛は人間同士のもの」とチッティに諭したのですが・・・。

翌日、バシーがインド軍へチッティのデモンストレーションに行った時の事です。
チッティは、戦争を否定して愛を説いたのです。
軍の幹部たちは呆れ、バシーは大恥をかきました。
バシーは、怒りにまかせてチッティを斧でバラバラにして廃棄してしまうのでした。


その事を知ったボラ博士は、ゴミ廃棄処分場からチッティを回収し、復元させたのです。
そして、神経回路のデータを入手したボラ博士はそれに手を加えて、
100人殺せる悪の回路を組み込んだのです。


ボラ博士は、チッティを利用して大金を手にしようとしていたのです。
ところが、結局のところ、ボラ博士はチッティに殺されてしまいます。

無数の自分の分身を作り、その上に君臨するチッティ。
金も力も、サナさえも強引に自分の妻にしてしまうチッティ。




はたしてこの先は・・・。




インド映画としては破格の37億円を費やし製作され、
しかも空前の大ヒットをした作品です。

タイトルが "ロボット" ですから、当然、主役はバシー博士ではなく、チッティです。
全編を通して、スーパーヒューマノイドロボット、チッティと人間を対比させて、
改めて、人間とは何かという命題を提示しています。

最高のCGを駆使したロボットとアクション、そして笑いあり、ラブロマンスあり、
ラストのクライマックスバトルシーン。
娯楽作品としても充分楽しませてくれます。

個人的に大好きな、ボリウッド映画独特の歌と踊りのシーンは2箇所のみと
少ないですが、大満足の作品です。

お勧めの作品です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

次回もボリウッド作品で「女神は二度微笑む」を紹介します。

2017年10月26日木曜日

観る年代で映画が変わる Part16 (恋する輪廻 OM SHANTI OM)

【我が家のスマホ騒動】
(今年、私たち夫婦はおそろいで、新しいスマホに変えました。)

10月22日(日曜日)は、衆議院選挙と超大型台風の到来で、混乱の一日でした。


「あんたのスマホに警報、入っとる・・・ ? 」

「なんでや」

友達みんなからLineで大丈夫か聞いてきてるで」
今ここに避難警報が出とるらしいよ

うそ!!
「へんやな、なんも来とらんで」
「スマホ調べてみるわ」

私は、ようわかりもせんのに、調べ始めた。
そして、運よく原因を突き止めた。
スマホに、肝心の『防災速報アプリ』無いのである。ww
慌てて、インストールした。

 (偉そうに)
「わかったで、お前のもかしてみ」

妻のスマホにも同様にインストールを済ませた。

そして、しばらくしてから・・・・・

 (嬉しそうに)
あんた入ったで!

「みせてみ」

覗き込むと 【避難勧告が発令中】・・・・・・・!!

二人で顔を見合わせ
「よかったな、これで安心や」

「私のスマホだけ、警報連絡が無いのかと思ったかたみせまかったわ
「もうこれで、安心や」
「でも、ここに避難勧告が出とるんとちゃうの」

「よう見てみ、うちんとことちゃうちゃう

翌朝

「スマホの警報、うるさくて、よう寝れんかったな」

阿保やなあんたは私は音を消しとったで

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?

それでは「恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム」を紹介しましょう。


恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム

原題 : OM SHANTI OM
製作 : 2007年
製作国 : インド
言語 : ヒンディー語

監督:ファラー・カーン/脚本:ファラー・カーン/ムスタク・シェイク/
原案:ファラー・カーン/製作:シャー・ルク・カーン/ガウリー・カーン/
音楽:ヴィシャール・ダドラニ/シェーカル・ラヴジアニ/撮影:V・マニカンダン/
編集:シリーシュ・クンデール

出演者:シャー・ルク・カーン(オーム・プラカーシュ・マッキージャ / オーム・カプール)/
ディーピカー・パードゥコーン(シャンティプリヤ / サンディ)/アルジュン・ラームパール(ムケーシュ)/シュレーヤス・タラプデー(パップー)/キラン・ケール/ジャーヴェード・シェイク

(あらすじ)
オーム・プラカージュと無二の親友パップーは、
いつの日か大スターになることを夢に見ながら、
ボンベイの映画撮影所でうだつの上がらない脇役専門の俳優を続けていました。

ある日、オームの希望の女神である大女優のシャンティプリヤが、
炎に巻かれる撮影シーンで事故にあい、逃げ遅れてしまいました。

そこにオームが命がけで助けたことを切っ掛に、
二人は仲の良い友達となりました。

交流を続けていくうちに、オームはすっかりシャンティに夢中になってしまいます。

ところが、シャンティは映画プロデューサーのムケーシュと、
秘密裏に結婚していたのです。

シャンティはこの事実をムケーシュに公表すべきだと主張したのですが、
映画界での成功を狙うムケーシュはこれを受け入れませんでした。
それどころか、それを疎ましく感じたムケーシュは、
シャンティを事故に見せかけて焼き殺そうとしていたのでした。

偶然その場に居合わせたオームは彼女を助けようとしますが、逆に一緒に命を落としてしまったのでした。


悲劇のヒロイン、シャンティプリヤの遺体が発見されないままに30年が過ぎました。

ボンベイではオーム・カプールという若手俳優が大人気スターとなっていました。
彼はオーム・プラカージュと瓜二つ、
実はオーム・カプールの生まれ変わりだったのです・・・・。


シャンティプリヤを演じたディーピカー・パードゥコーンは、デンマークの
首都コペンハーゲンの生まれですが、1歳になる前に一家は南インドの
バンガロールに移り住み、そこで学生時代まで過ごしました。
母語はコンカニ語。大学時代からモデルの仕事を開始し、キングフィッシャー航空や
リーバイス、ティソなどで活動したのち、2006年にカンナダ語映画で女優デビュー。
さらに翌2007年『Om Shanti Om(恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム)』で
ボリウッド(北インド映画)においては新人ながら、シャー・ルク・カーンと
共演するヒロインに抜擢されて鮮烈なデビューを果たしました。

ファラー・カーン監督は、ベテラン女性舞踊監督でしたが、監督としては、
2004年『僕がいるから』に続き2作目の作品です。

キャッチコピーは「何度生まれ変わっても、また君に恋をする」
このキャッチコピーを観る前にシッカリ頭に叩きこんでおいてくださいネ。
さもないとストーリーが理解しにくくなりますよ。

随所に、原色の豪華な衣装を着飾ったダンサー達の踊りと歌、
マサラムービーならではの楽しい醍醐味がいっぱいあります。

ドラマのみならず、歌と踊りをたっぷりと堪能でき、元気が沸いてくる映画です

最後に、ディーピカー・パードゥコーンの二役は、最高です。観る価値充分ですよ。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

次回もマサラムービー「ロボット」を紹介いたします。