2017年12月5日火曜日

観る年代で映画が変わる Part 22(ムトゥ 踊るマハラジャ 原題 : MUTHU)

2017年の流行語大賞「インスタ映え」
意味はPCやスマートフォン向け写真共有SNSのInstgramに、
投稿した写真やその被写体が、見映えする、おしゃれに見える、
という意味で用いられる表現用語だそうです。
Instagram」と「写真映え」とを組み合わせた造語だということです。

インスタントの蠅ではありません。(インスタ蠅)

インアクセントを置いて正しい発音をしましょう・・・?

5年前、社員数13人で売上高ゼロの「インスタグラム」を、
Facebookが810億円で買収して、今や全世界での利用者数が約1.3億人以上、
日本の利用者数も、約2,000万人で、今も伸び続けているそうです。
利用者数トップのインドネシアでは、ネットユーザーの63%もが
インスタグラムユーザーだとか。

第二位が、「忖度」です。
その意味を調べますと、
「他人の心をおしはかること。また、おしはかって相手に配慮すること。」
となっています。
しかし、この日本人の心を表す美しい言葉「忖度」が、残念なことに、
報道各社、野党政治家の間では、正しい意味に使われていませんでした。


「モリトモで、民進や朝日がゆっとった『安倍晋三記念小学校』はで、
ほんまの名前は、『開成小学校』やで」「知っとった?」

うそ! ほんま? ぜんぜん知らんかったわ、初めて聞いた
「うちは、小学校の名前や、テレビで安倍さんが加計さんらとゴルフしいてる映像
を見て、安倍さんには、ほんまにがっかりした、と思ったわ」
「何でそれ、わかったん?」

「森友学園の小学校設置趣意書黒塗り部分の学校名を、自民党の
和田政宗参院議員が財務省から入手した資料で確認したんやて」

ひどいな! もう朝日は信用できんわ、ワイドショーもや!」
「民進もひどすぎるわ!!」
安倍さん、可愛そうやな~
「だけど、野党の人は、ごみ撤去費用で、まだ疑惑があるゆうとるで」

「あらへん、モリトモは、土地の評価額9億5600万円、ごみ撤去費用を約8億2000万円
差し引いた1億3400万円が支払う金額や」
「そうそう、「瑕疵担保免除特約」付きでや。」
「だから、この件には、安倍さんは一切関係無いで」
「現に、籠池夫妻は詐欺容疑で逮捕されてるしな」

豊中市の給食センターは、モリトモより少し狭い土地で評価額7.7億円
そやけど・・・深さ2.0mで、ごみが出てきたさかい、業者に見積もらせたら、
その撤去費用が14.3億円やて今、豊中市が新関空会社に請求してるんやて。
売主の新関空会社は赤字や」

「問題が有るとすれば、森友学園と道路を挟んだ隣地。面積が約9,500㎡の
野田中央公園用地やないかと思う。
平成21年度に国から大阪の豊中市に売却された土地やけど、
土地の評価額が14億円、実際に豊中市が払ったお金がなんと2,000万円やて。
※参考までに、辻元議員は平成21年9月から平成22年5月まで国土交通副大臣」

「さらに、腑に落ちんのは、3月ごろ『非常に奇怪な話だ。野党に言われるまでもなく、
政府・与党側としてきちんと解明しなければならない』とか、『特別の力学が働いたと
思わざるを得ない』、『本当に安倍晋三首相側・役所側に不正がないとすれば、
積極的に自ら情報公開すべきだ』と、ゆうとった自民党の議員がいたことや。
大物議員だったら正式の学校名を確認することぐらい、朝飯前やろ。」

「政治は、ようわからんわ」
いつまで、国会でこの問題をやっとんやろ

「我が家の流行語大賞は『フェイクニュース』に決まりやな」
NHKの受信料は、もう払いたくない!!

「あんた、うちにフェイクニュースで、ごまかさんどいてや」

それでは、インド映画「ムトゥ 踊るマハラジャ」を紹介します。




ムトゥ 踊るマハラジャ

原題 : MUTHU
製作 : 1995年
製作国 :インド(タミル語)



監督:K・S・ラヴィクマール/脚本:K・S・ラヴィクマール/
音楽:A・R・ラフマーン


(あらすじ)

ムトゥは、タミルナードゥ州の大地主のラージャに仕え、実直で明るい性格、
しかも腕っ節が強く実直な人柄は、主人と、主人の母親からの信頼が厚く、
使用人たちの間でも人気者でした。

主人ラージャは、今だ独身で結婚する気は更々無ありませんでしたが、
彼の誕生日に出かけた芝居で看板女優のランガナーヤキに一目惚れしてしまいます。
ラジャーは、ランガをどうしても妻にしたいと思い詰めてしまいました。

ところが、ランガはムトゥに恋をしてしまうのです...。

さらに、強欲な叔父アンバラの悪辣な陰謀が絡み、ムトゥは屋敷から
追放されてしまうのでした。

そこに突如として現われた聖人、その正体は、そしてムトゥの出生にまつわる
驚くべき事実が明らかに・・・。

日本では1998年6月13日から東京・渋谷区のシネマライズで単館上映され、
インド映画としてはかつてない入場者数を記録し、ロングラン上映となりました。

序盤はインド独特のコメディタッチシーンで少々だる~い感じでしたが、
中盤、聖人が現われたあたりから俄然面白い展開となっていきます。

元気の出るマサラムービーの十八番、歌と踊りのシーンもたっぷり楽しめます。

"ロボット"、"ボス"、"恋する輪廻"とマサラムービーの虜になってしまった
私としては、どうしても観たい1本でした。大満足です。お薦めの作品です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

次回もインド映画で「タイガー 伝説のスパイ」を紹介します。