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2017年11月23日木曜日

観る年代で映画が変わる Part 20 (ボス その男シヴァージ 原題: SIVAJI/SIVAJI: THE BOSS)

昨日11月22日は、
いい夫婦の日だったそうです。

仲が良いということは魔法の様なもので、そのまわりを幸せにします。
私たち夫婦も、いつまでもそうでありたいものです。


「あんた、がな」
うちのサンタクロースアマゾンやろ、だって」
「そういえば、去年のクリスマスに娘のとこ行ったら、アマゾンの段ボールがあったわ

「ほんまに、サンタクロースを信じてるんやろか?」

「あんた、夢ないな

「こんど娘に、段ボールを隠しとくよう、ゆうとくは」

もう遅いわ、アホか」

[最近の気になるニュース]
11月21日
アメリカのトランプ大統領は北朝鮮を9年ぶりにテロ支援国家に再び指定しました。

理由
化学兵器でキム・ジョンナム氏を暗殺
アメリカの大学生ワームビアさんを拷問し、死に至らしめた
テロ支援国家指定解除後に核開発を制限するという約束が守られていない

経緯
1988年大韓航空機爆破事件などを受けて、北朝鮮をテロ支援国家に指定しました。
2008年ブッシュ政権が北朝鮮側と核開発の検証方法で合意し指定を解除しました。

オバマ政権は核実験やソニーの子会社のサイバー攻撃で、再びテロ支援国家への指定を
検討したものの、結局見送りました。

トランプ政権では、アメリカ人の大学生が、ことし6月に死亡したことや、
キム・ジョンナム氏が2月にマレーシアで殺害された事件を受けて、
アメリカ議会などから再指定を求める声が上がっていました。

今月2日にはマクマスター大統領補佐官がキム・ジョンナム氏が殺害された事件について、「公共の空港で神経剤で兄を殺害するような行為は、明らかにテロ行為と言わざるを
えない」と述べたうえで、北朝鮮を再びテロ支援国家に指定するかどうか検討していると
明らかにしていました。

トランプ米大統領は今月5日夜にもホワイトハウスでの軍高官らとの夕食会で、
「嵐の前の静けさだ」などと述べ、何らかの軍事行動を示唆しました。

トランプ米大統領今月7日、北朝鮮情勢に関してツイッターで
「歴代の大統領と政権はこの25年間も北朝鮮と交渉し、合意を結び、巨額のカネを払ってきたが、うまくいかなかった」と批判し、対北朝鮮で有効な手段は「申し訳ないが1つしかない!」と述べました。
また「一連の合意はインクが乾く間もないうちに破られ、米国の交渉担当者を笑いものにしてきた」と、北朝鮮に対する強い不信感を表明しました。

トランプ米大統領は今月14日、今月5日からのアジア5カ国歴訪を終え、フィリピン・マニラの空港から大統領専用機で帰国の途につきました。

注目の8日~10日の訪中時に、習近平国家主席との会談では、主に北朝鮮対応や貿易不均衡是正などが話し合われ、なぜか中国の南シナ海での軍事拠点化などには消極的なように思われました。

中国から数十兆円規模の巨額な交渉の成果をあげ、やはりトランプ米大統領はビジネスマンだったかと、やや失望感を抱かされました。

中国訪問以降トランプ米大統領の口から北朝鮮のテロ支援国家指定が語られなくなっていました。

中国国営新華社通信今月20日、「宋氏が朝鮮労働党の指導者と会談し、党大会の精神と歴史的な貢献を報告して北朝鮮側は党大会の成功を祝った」などと伝えただけで、正恩氏と会談したとは明示していません。また「双方は朝鮮半島問題など、ともに関心がある問題で意見を交わした」と報じましたが詳細は不明です。

11月21日トランプ大統領は北朝鮮を9年ぶりにテロ支援国家に再び指定しました。

今回の決定により、アメリカがテロ支援国家と位置づける国は北朝鮮、シリア、イラン、
スーダンの4か国となりました。

テロ支援国家に指定する意味
北朝鮮の資金源を断つための国際的な圧力の強化につながります。
北朝鮮と合法的に取り引きしている企業や個人に対しても、『犯罪国家に関係していると見なされたいのか』と問うことができます。
テロ支援国家の指定は国連やアメリカによる制裁の対象者だけでなく、北朝鮮と合法的に取り引きをしている人たちにも影響を与えることになり、北朝鮮に対する圧力を強化する国際的な取り組みを後押しします。

テロ支援国家に指定されると
アメリカからの武器関連の輸出や販売が禁止されます。
軍事力やテロの支援能力を著しく向上させる可能性がある物やサービスの輸出や提供が制限されます。
アメリカからの経済援助が禁止されます。

北朝鮮は絶対に核開発を止めることはありえない
アメリカはこれを絶対に認めない。

北朝鮮のミサイル能力は、あと半年くらいの開発でアメリカに届いてしまいます
最終的には、アメリカが北朝鮮に先制攻撃をする場合もありうるかもしれません。
北朝鮮がテロ支援国家であることが、その正統性の根拠になりうるのでは・・・?

以前に増して、北朝鮮情勢は緊迫してきたと考えられます。

日本の国会は相変わらず、モリカケです。これで良いのでしょうか。
韓国への渡航に対して、対策を考えなくても良いのでしょうか。
もし有事となれば、憲法の制約などで、自衛隊による韓国内の日本人救出が
難しくなるのではないでしょうか。

それでは、インド映画「ボス その男シヴァージ」を紹介します。

ボス その男シヴァージ

原題: SIVAJI/SIVAJI: THE BOSS
製作: 2007年
製作国:インド(タミル語)


監督:シャンカール/音楽: A・R・ラフマーン

出演:ラジニカーント(シヴァージ)/シュリヤー・サラン(タミルセルヴィー)

(あらすじ)
アメリカでコンピュータ関係の事業に大成功を収めた実業家シヴァージが、
故郷インドに帰国し、貧しい人々のために無償で利用できる病院や大学を
設立しようと計画します。

同時に古風な美女タミルに一目惚れをしてしまい、彼女との結婚を決意します。
そして家族ぐるみでの猛烈なアタックを開始したのです。

しかし、地域の病院ビジネスを独占してきた悪徳企業家アーディセーシャンは、
卑劣な妨害工作で計画を中止させ、シヴァージを破滅に追い込むのです。

全財産を失ったシヴァーシ゛は、一枚のコインで占います。
そして多少卑怯な手を使ってでも果敢にアーディセーシャンと戦うことを決意します。

富豪達のブラックマネーの証拠を掴み、半分を脅し取り、その金をアメリカで洗浄し、
その資金で頓挫した計画を実現させていきました。

だが、アーディセーシャンの罠にはまり、シヴァージは逮捕されてしまいます。
そして、更に命までも…。


シャンカール監督はクレーン撮影や広角レンズを使った撮影方法とテンポの良い編集、
当時の最先端のVFX技術を駆使し、飽きさせずに濃度の濃い画面作りに成功しました。

インド映画最大の映画賞である2008年「ナショナルフィルムアワード」では
最優秀美術賞と最優秀特殊効果賞を受賞しました。

この時VFXを担当したのが、インド最高のCG会社インディンアーティスツで、
そのスーパーバイザーがシュリーニヴァース・モーハンでした。
シャンカールとのこの時の仕事がきっかけで『ロボット』が生まれた
とシュリーニヴァースは語っています。

実在したインドの伝説的な俳優シヴァージ・ガネーシャの一生をモチーフに、
インドにはびこる悪政と貧困を変えようと立ち上がる「ボス」を熱演するのは、
インドを越えて世界を魅了するスーパースター、ラジニカーント。
私財を投げうって無料の病院や学校を建設するという信念を貫き、
貧しい人々から「ボス」と慕われる役柄です。

映画の中でこの役は、インドで実際に慈善活動を続けるラジニカーント自身の姿と
重なります。
またラジニの決めポーズである、コインを手から手に移動させてポケットに入れる
“ラジニスタイル”とともに本作は市民から広く愛されているのです。

インド、タミル語圏が誇るスーパースター、ラジニカーントが大活躍する
マサラ・アクション・ムービーは、上映時間185分。
堂々の3時間超えの大作です。
善玉と悪玉が、やられてはやりかえし…を何度も繰り返し、その合間に歌って踊るのだから、大長編なのは当然でしょう。

ノリノリでエキゾチックなインドミュージックと1曲につき数百人で踊る
大群舞のダンス、ド派手なアクションが活写されます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

次回もインド映画で、「マダム・イン・ニューヨーク」を紹介します。

2017年11月9日木曜日

観る年代で映画が変わる Part18 (女神は二度微笑む 原題 : KAHAANI)

北北西の風4m/s、湿度48%、気温17℃、晴れ。
今日は、とても晩秋とは思えない過ごしやすい気候です。


「あんた、知っとる?」
「トランプさんの韓国訪問で、歓迎夕食会に元慰安婦の人が招待されたんやって」
「それと、竹島で取れたエビを、『独島エビ』としてだしたらしいで」
「何考えてるんやろ!、韓国の大統領 ムン何とか・・・? 言う人」
「理解でけへんわ」
「あんた、なんでや思う?」

「ようわからんが」
日本を怒らすためやろか」

なんで、韓国は日本を怒らさなあかんの

「トランプさんに、日本と韓国の関係がまずいのは、日本の責任だと思わせたいからやろ」

「私、頭が悪いから、その意味わからんわ」

「よう考えてみ、元慰安婦の李容洙(イ・ヨンス)さんは、88才やで
「逆算して終戦の時は、16才ということになる、いくら何でもおかしいと思わんか
「トランプさんに紹介する時に、この人は元慰安婦ですと言うと思うか、言わんやろ」
「この人は長年人権問題で苦労されてきた人ですとかなんとか紹介したんとちゃう」
「料理目録の『独島のエビ』の字の横に英語で単にPrawnと書いてあるだけかもしれん」
「トランプさんは、漢字もハングルも多分読まないと思うな」
「そやから、トランプさんはそのことをあまり気に留めんやろ」
「むしろ、韓国の意図は、日本だけを刺激したいのとちゃうやろか」
「トランプさんが日本に来たときは、韓国はおとなしい
「トランプさんが韓国に来たときは、日本が怒る
「韓国はこの構図を作りたいのとちゃうやろか?」
「トランプさんに、日本と韓国との関係がまずいのは、日本のせいやと思わしたいのと・・・」
「そやから、相手の罠にハマらんよう注意せなあかんのや」

「トランプさんは韓国訪問をどう感じたんやろか?」

「気わるせんかったら、いいのにな・・・」

それでは、マサラムービー「女神は二度微笑む」を紹介します。

女神は二度微笑む

原題 : KAHAANI
製作 : 2012年
製作国 : インド





監督:スジョイ・ゴーシュ/脚本:スジョイ・ゴーシュ/音楽:ヴィシャール=シェーカル

出演:ヴィディヤ・バラン(ヴィディヤ)/パランブラタ・チャテルジー(ラナ)/
ナワーズッディーン・シッディーキー(カーン)


(あらすじ)
"グィ~ン、カチ、クィィ~"扉の電子音が響く中、
突然マウスの顔がアップ。
続いて目だけギョロつかせた防毒マスクの男の顔がアップ。
薄っすらとグリーンライトの明かりに照らされ、
横一列に並ぶ四角いガラス飼育容器が数個にマウスたちが動き回っている。
防毒マスクの男がピンセットで慎重に、真珠粒ほどの大きさのカラス球を挟んで
目の高さまで運び、それをじっと凝視していたかと思うと、サッ! と飼育容器に落した。
ガラス球は弾け、こぼれ出た液体が気化し、瞬く内に飼育容器はガスで充満した。
数秒で全てのマウスが死んだ。
防毒マスクの男の目がアップ。

場面が変わり、カーリーガート駅 8:30 AM 電車が通過。
乗客で混雑する公園通り駅での構内放送、
"不審物には触らないで 発見したらすぐ係員に連絡して下さい"
何度も繰り返されている。

その日に事件が起きた。
乗客が到着した電車に乗り込む間際、子供を抱えた女が、
座席にバッグを置いたまま立ち去った。
バックに気付いた別の女性がバッグを持ち上げた瞬間に、
中からミルクのビンが床に落ちて割れ、またたく間に車内が毒ガスで充満した。
数百の死体を乗せたまま列車は走り去る。

キーボードで打ち込まれるタイトル"KAHAANI"の文字。
-地下鉄毒ガス事件 100人以上が死亡-状況をニュースが伝えている。

2年後・・・
無差別殺戮地下鉄毒ガス事件から二年、
そのインド・コルカタ国際空港に一人の妊婦が降り立った。
彼女の名はヴィディヤ。


遠くイギリスのロンドンからやって来た目的は、
1ヶ月前にコルカタへ出張に出たまま消息を立った夫アルナブを探すため、
手掛かりは、たった一枚の写真しかない。

まずは警察署をたずねた。
そこで、勤務してまだ日も浅い警察官ラナが良き協力者となり、
一緒に夫を探してくれた。
だが、勤め先の勤務履歴が無い、宿泊先の宿帳にも記載が無い、
途方にくれるヴィディヤであった。

そんなある日、前に一度たずねた夫の勤め先の人事部の女性から携帯が入った。
気になっていたので、過去の勤務データーを調べているうちに、
預かった写真ヴィディヤの夫アルナブと瓜二つの
ミラン・ダムジという男を思い出したと言うのだ・・・。


本作は、インド映画としては珍しく、歌も踊りもありません。
少々残念な気もしますが、内容を考えれば歌も踊りも無用です。
注目すべきはストーリーの構成です
物語を一言で言えば、一人の女性が、愛する夫とお腹の子供の命を奪った、
無差別殺戮犯へのリベンジなのですが、各シーンの計算された設定と、
随所に張り巡らされた綿密な伏線で、
こんなに見事なサスペンス作品になるということです。

歌も踊りもありませんがヴィディヤ・バランの堅実で確実な演技が素晴らしいです。

スジョイ・ゴーシュ監督は、東野圭吾原作、福山雅治主演の傑作ミステリー
『容疑者Xの献身』をボリウッド・リメイクしたことで知られています。


私のとても好きなサスペンス作品の一つです。
もし、興味のある方は是非観てくださいね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

次回もボリウッド作品「あなたがいてこそ」を紹介します。

2017年10月26日木曜日

観る年代で映画が変わる Part16 (恋する輪廻 OM SHANTI OM)

【我が家のスマホ騒動】
(今年、私たち夫婦はおそろいで、新しいスマホに変えました。)

10月22日(日曜日)は、衆議院選挙と超大型台風の到来で、混乱の一日でした。


「あんたのスマホに警報、入っとる・・・ ? 」

「なんでや」

友達みんなからLineで大丈夫か聞いてきてるで」
今ここに避難警報が出とるらしいよ

うそ!!
「へんやな、なんも来とらんで」
「スマホ調べてみるわ」

私は、ようわかりもせんのに、調べ始めた。
そして、運よく原因を突き止めた。
スマホに、肝心の『防災速報アプリ』無いのである。ww
慌てて、インストールした。

 (偉そうに)
「わかったで、お前のもかしてみ」

妻のスマホにも同様にインストールを済ませた。

そして、しばらくしてから・・・・・

 (嬉しそうに)
あんた入ったで!

「みせてみ」

覗き込むと 【避難勧告が発令中】・・・・・・・!!

二人で顔を見合わせ
「よかったな、これで安心や」

「私のスマホだけ、警報連絡が無いのかと思ったかたみせまかったわ
「もうこれで、安心や」
「でも、ここに避難勧告が出とるんとちゃうの」

「よう見てみ、うちんとことちゃうちゃう

翌朝

「スマホの警報、うるさくて、よう寝れんかったな」

阿保やなあんたは私は音を消しとったで

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?

それでは「恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム」を紹介しましょう。


恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム

原題 : OM SHANTI OM
製作 : 2007年
製作国 : インド
言語 : ヒンディー語

監督:ファラー・カーン/脚本:ファラー・カーン/ムスタク・シェイク/
原案:ファラー・カーン/製作:シャー・ルク・カーン/ガウリー・カーン/
音楽:ヴィシャール・ダドラニ/シェーカル・ラヴジアニ/撮影:V・マニカンダン/
編集:シリーシュ・クンデール

出演者:シャー・ルク・カーン(オーム・プラカーシュ・マッキージャ / オーム・カプール)/
ディーピカー・パードゥコーン(シャンティプリヤ / サンディ)/アルジュン・ラームパール(ムケーシュ)/シュレーヤス・タラプデー(パップー)/キラン・ケール/ジャーヴェード・シェイク

(あらすじ)
オーム・プラカージュと無二の親友パップーは、
いつの日か大スターになることを夢に見ながら、
ボンベイの映画撮影所でうだつの上がらない脇役専門の俳優を続けていました。

ある日、オームの希望の女神である大女優のシャンティプリヤが、
炎に巻かれる撮影シーンで事故にあい、逃げ遅れてしまいました。

そこにオームが命がけで助けたことを切っ掛に、
二人は仲の良い友達となりました。

交流を続けていくうちに、オームはすっかりシャンティに夢中になってしまいます。

ところが、シャンティは映画プロデューサーのムケーシュと、
秘密裏に結婚していたのです。

シャンティはこの事実をムケーシュに公表すべきだと主張したのですが、
映画界での成功を狙うムケーシュはこれを受け入れませんでした。
それどころか、それを疎ましく感じたムケーシュは、
シャンティを事故に見せかけて焼き殺そうとしていたのでした。

偶然その場に居合わせたオームは彼女を助けようとしますが、逆に一緒に命を落としてしまったのでした。


悲劇のヒロイン、シャンティプリヤの遺体が発見されないままに30年が過ぎました。

ボンベイではオーム・カプールという若手俳優が大人気スターとなっていました。
彼はオーム・プラカージュと瓜二つ、
実はオーム・カプールの生まれ変わりだったのです・・・・。


シャンティプリヤを演じたディーピカー・パードゥコーンは、デンマークの
首都コペンハーゲンの生まれですが、1歳になる前に一家は南インドの
バンガロールに移り住み、そこで学生時代まで過ごしました。
母語はコンカニ語。大学時代からモデルの仕事を開始し、キングフィッシャー航空や
リーバイス、ティソなどで活動したのち、2006年にカンナダ語映画で女優デビュー。
さらに翌2007年『Om Shanti Om(恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム)』で
ボリウッド(北インド映画)においては新人ながら、シャー・ルク・カーンと
共演するヒロインに抜擢されて鮮烈なデビューを果たしました。

ファラー・カーン監督は、ベテラン女性舞踊監督でしたが、監督としては、
2004年『僕がいるから』に続き2作目の作品です。

キャッチコピーは「何度生まれ変わっても、また君に恋をする」
このキャッチコピーを観る前にシッカリ頭に叩きこんでおいてくださいネ。
さもないとストーリーが理解しにくくなりますよ。

随所に、原色の豪華な衣装を着飾ったダンサー達の踊りと歌、
マサラムービーならではの楽しい醍醐味がいっぱいあります。

ドラマのみならず、歌と踊りをたっぷりと堪能でき、元気が沸いてくる映画です

最後に、ディーピカー・パードゥコーンの二役は、最高です。観る価値充分ですよ。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

次回もマサラムービー「ロボット」を紹介いたします。


2017年10月17日火曜日

観る年代で映画が変わる Part 15(命ある限り 原題 : JAB TAK HAI JAAN )

2017年10月17日

大阪ではめずらしく、雨が降ったりやんだりの日々が数日間続いています。
今日の気温は16度だとか、まさか、パスされてしまったのでは・・・?

パソコンで YOUTUBE  を見ていた妻が、振り向いて私に声をかけました。


「あんた、まだモリカケ問題で何か言ってるで」
もう終わったんちゃうの」

パソコンを覗くと、10月11日夜に放送された番組、
報道ステーション「衆院選最後の党首討論会」が流れていました。

その最初の議題が、「森友・加計問題」で、質問のトップが、
希望の党代表と呼べばいいのか東京都知事と呼べばいいのか、
小池百合子さんでした。
私は、唖然としてしまいました。


「信じられへんな」
TBSにもあきれるが、小池さんには失望したで」
モリカケ「問題」というのはおかしい!  あれは「スキャンダル」や!
「党首討論会の最初の議題がスキャンダルでっか・・・・?」


問題スキャンダルとどう違うんや」


「うまく説明でけへんけど、
問題と呼べるのは、汚職とか贈収賄のように事件に発展していく可能性のある場合で、
その具体的な証拠品や状況証拠が、ある程度そろっている場合や」
モリカケには何もあらへん
スキャンダルとは、憶測の塊みたいなもんやな」
「モリカケは安倍総理と加計さんが友達だから怪しいという話やろ」
モリカケの目的は
安倍総理の人格を失墜させるのが目的としかおもわれへんわ」
「しかも、安倍総理はちゃんと説明しているやんか」
「頭の悪い俺でも、あの国会での説明で納得したで
小池さんは、8割以上の人がまだ不振を抱いていると言ってたで」
「もしそれがほんまだとすると、問題は別のところにあると思うな」
「とんでもない偏向報道という大問題がね」


「そうやな、あんた国会中継全部見てたもんな、そんな人、あんたぐらいなもんや」
「小池さんが、あの8割といった数字は自分で調べたのやろか?


「まさかそれはあらへん、口から出まかせに言ったことでもないと思うしな」
小池さんは、数字の根拠を示す責任があると思うな」
「11日だと、選挙の告示も過ぎているからな」
「場合によっては、公職選挙法違反にも抵触するかもしれへんで」


「たとえば、近所の奥さんに、
『あんた気悪せんで聞いてや、あんたの旦那が、デパートで
若い女性と一緒に買い物しとったで』と聞かされたらどうする」


「その日にちと時間と、デパートの名前を聞いて、あんたにそれとなく確かめるわ」


「確かめられても、やましいことは何もないからな」
「多分、いつものようにいい加減に答えると思うよ」
「おそらく疑惑は晴れるどころか、増すやろな」
「もしかしてその奥さんが携帯で写真を撮っていて、『これが証拠よ』と見せるかも」
「実際は、たまたまそのデパートへ行った時に、その女性が何かを落としたので」
「それを拾ってあげた、ということだけなんだけどな」
「でもそれを言い訳だと言い張って、きちんと説明してと迫られれば」
「俺は悪魔の証明をしなければならなくなる。」
悪魔の証明は不可能なんだよ」


「スキャンダルの説明は、もう充分わかったわ」
「だけど、あんたは心配ない!  そんな甲斐性ないから


「・・・・・・・・・・・・・・・?」

それでは映画「命ある限り」を紹介します。

命ある限り

原題 : JAB TAK HAI JAAN
製作 : 2012年
製作国 : インド



監督ヤシュ・チョープラ/脚本:アディティヤ・チョープラ/
音楽:A・R・ラフマーン

出演シャー・ルク・カーン(サマル)/カトリーナ・カイフ(ミラ)/
アヌシュカ・シャルマ(アキラ)/アヌパム・カー/リシ・カプール

(あらすじ)
防御服を身に着けた爆弾処理班の兵士が、その処理にてこずっている。
そこへバイクに乗ったサマルがやってくる。
彼は防御服も身に着けず、慣れた手つきで爆発物の処理を素早く完了する。
命知らずの男サマル。

場面は、美しいラダックの湖。
ディスカバリー・チャンネルに映像を提供しているジャーナリストのアキラが、
水着姿で岩の上から飛び込んだ。
"冷たい"と一言、そして泳げなくなる。
"たすけてー"と何度も叫んだ。
たまたまそこを通りかかった軍人サマル・アーナンドに助けられる。
しかし彼は上着をアキラに着せると、すぐにバイクで立ち去った。

アキラは上着のポケットに偶然入っていた彼の日記を見てしまった。
そして彼が以前住んでいたロンドンで起きた悲しい過去を知ってしまう。

物語は10年前の雪が降り積もった教会から始まる。
一台の車から赤い服を着た若い女性が教会に入った。
彼女の名はミラ、実業家の令嬢である。
神様へ、父のすすめる結婚話が破談になるようお願いする為だった。
その教会で掃除のアルバイトをしていたサマルは、一部始終を見ていた。
そして、彼女に恋心を抱く。

サマルはロンドンで様々なアルバイトをこなしながら生活していた。
街頭ミュージシャン、魚市場の配達人、レストランのウエイター....。

サマルは、街頭で歌っている時に再びミラと出会う。そして二人は惹かれ合っていく。
だが、ある事故を切欠に、サマルはミラと別れてロンドンを去った。

インドに戻ったサマルは軍に入り、爆発物処理の任務に就いた。
どんな爆発物でも、防護服も着ないで処理し、一度も失敗したことのない男。

アキラはこの「死なない男」を主人公に番組を作ろうと考えた・・・。


監督は2012年10月に他界したインドを代表するヒット・メイカー、
ヤシュ・チョープラ。
本作は彼の遺作となる。
娯楽映画のツボを知り尽くし、円熟した演出は、
ラブストーリーのお手本のような作品である。

実は、アヌシュカー・シャルマー演じるアキラという名前は、
「黒澤明」から取られている。
サマルがアキラと最初に出会った時に「日本人か?」と訊るシーンや、
爆弾処理現場で「おい、そこのクロサワ!」と呼びかけたりするシーンもある。

所々で繰り広げられるマサラムービー独特の歌と踊りは、もう最高です。
私は、この映画を3回観ました。
お勧めです。是非観てくださいね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

次回もインド映画で、「恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム」を、
紹介します。