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2018年8月31日金曜日

観る年代で映画が変わる Part 33 (クリッシュ 原題 : KRRISH 3 )

国破れ
防空壕に
茄子の花

8月が来るたびに、亡き父のこの一句が思い出されます。

今年で73回目の終戦記念日を迎えます。

私たちの社会はこの73年の間にどう変わり、どこへ向かおうとしているのでしょうか。

そこに大きな影響を与えていくのが、マスコミ報道であり、多くの言論人たちです。

今回は、『新潮45』2018年8月号、杉田水脈議員
『「LGBT」支援の度が過ぎる』を取り上げてみたいと思います。

杉田議員はこの論文で、マスコミ報道一部の右派の言論人左派の活動家や言論人
そしてネット上での書き込みなどで、袋叩きにあっています。
又、脅迫も受けたそうです。

そこで、それの何が問題なのか、私なりに調べてみようと思いました。
全文を載せますが、かなり長い文章なので、要点箇所をマーキングしましたので、
そこだけ読んでいただいても内容は理解できると思います。

本文
この1年間で「LGBT」L=レズビアン、G=ゲイ、B=バイセクシャル、T=トランスジェンダー)がどれだけ報道されてきたのか。新聞検索で調べてみますと、朝日新聞が260件読売新聞が159件毎日新聞が300件産経新聞が73件ありました(7月8日現在)。キーワード検索ですから、その全てがLGBTの詳しい報道ではないにしても、おおよその傾向が分かるではないでしょうか。
 朝日新聞や毎日新聞といったリベラルなメディアは「LGBT」の権利を認め、彼らを支援する動きを報道することが好きなようですが、違和感を覚えざるをません。発行部数から言ったら、朝日新聞の影響の大きさは否めないでしょう。
 最近の報道の背後にうかがわれるのは、彼ら彼女らの権利を守ることに加えて、LGBTへの差別をなくし、その生きづらさを解消してあげよう、そして多様な生き方を認めてあげようという考え方です。
 しかし、LGBTだからと言って、実際そんなに差別されているものでしょうか。もし自分の男友達がゲイだったり、女友達がレズビアンだったりしても、私自身は気にせず付き合えます。職場でも仕事さえできれば問題ありません。多くの人にとっても同じではないでしょうか。
 そもそも日本には、同性愛の人たちに対して、「非国民だ!」という風潮はありません。一方で、キリスト教社会やイスラム教社会では、同性愛が禁止されてきたので、白い目で見られてきました。時には迫害され、命に関わるようなこともありました。それに比べて、日本の社会では歴史を紐解いても、そのような迫害の歴史はありませんでした。むしろ、寛容な社会だったことが窺えます。
 どうしても日本のマスメディアは、欧米がこうしているから日本も見習うべきだ、という論調が目立つのですが、欧米と日本とでは、そもそも社会構造が違うのです。
 LGBTの当事者たちの方から聞いた話によれば、生きづらさという観点でいえば、社会的な差別云々よりも、自分たちの親が理解してくれないことのほうがつらいと言います。親は自分たちの子供が、自分たちと同じように結婚して、やがて子供をもうけてくれると信じています。だから、子供が同性愛者だと分かると、すごいショックを受ける。
 これは制度を変えることで、どうにかなるものではありません。LGBTの両親が、彼ら彼女らの性的指向を受け入れてくれるかどうかこそが、生きづらさに関わっています。そこさえクリアできれば、LGBTの方々にとって、日本はかなり生きやすい社会ではないでしょうか。
 リベラルなメディアは「生きづらさ」を社会制度のせいにして、その解消をうたいますが、そもそも世の中は生きづらく、理不尽なものです。それを自分の力で乗り越える力をつけさせることが教育の目的のはず。「生きづらさ」を行政が解決してあげることが悪いとは言いません。しかし、行政が動くということは税金を使うということです。
 例えば、子育て支援や子供ができないカップルへの不妊治療に税金を使うというのであれば、少子化対策のためにお金を使うという大義名分があります。しかし、LGBTのカップルのために税金を使うことに賛同が得られるものでしょうか
彼ら彼女らは子供を作らない、つまり「生産性」がないのです。そこに税金を投入することが果たしていいのかどうか。にもかかわらず、行政がLGBTに関する条例や要項を発表するたびにもてはやすマスコミがいるから、政治家が人気とり政策になると勘違いしてしまうのです。

 LGBとTを一緒にするな

 ここまで私もLGBTという表現を使ってきましたが、そもそもLGBTと一括りにすることが自体がおかしいと思っています。T(トランスジェンダー)は「性同一性障害」という障害なので、これは分けて考えるべきです。自分の脳が認識している性と、自分の体が一致しないというのは、つらいでしょう。性転換手術にも保険が利くようにしたり、いかに医療行為として充実させて行くのか、それは政治家としても考えていいことなのかもしれません。
 一方、LGBは性的嗜好の話です。以前にも書いたことがありますが、私は中高一貫の女子校で、まわりに男性はいませんでした。女子校では、同級生や先輩といった女性が疑似恋愛の対象になります。ただ、それは一過性のもので、成長するにつれ、みんな男性と恋愛して、普通に結婚していきました。マスメディアが「多様性の時代だから、女性(男性)が女性(男性)を好きになっても当然」と報道することがいいことなのかどうか。普通に恋愛して結婚できる人まで、「これ(同性愛)でいいんだ」と、不幸な人を増やすことにつながりかねません。
 朝日新聞の記事で「高校生、1割が性的少数者」という記事がありました(3月17日付、大阪朝刊)。三重県の男女共同参画センターが高校生1万人を調査したところ、LGBTは281人で、自分は男女いずれでもないと感じているXジェンダーが508人。Q(クエスチョニング=性的指向の定まっていない人)が214人いて、合わせて1003人の性的少数者がいたというものです。それこそ世の中やメディアがLGBTと騒ぐから、「男か女かわかりません」という高校生が出てくる。調査の対象は思春期の不安定な時期ですから、社会の枠組みへの抵抗もあるでしょう。
 最近の報道でよく目にするのは、学校の制服問題です。例えば、「多様性、選べる制服」(3月25日づけ、大阪朝刊)。多様な性に対応するために、LGBT向けに自由に制服が選択できるというものです。女子向けのスラックスを採用している学校もあるようです。こうした試みも「自分が認識した性に合った制服を着るのはいいこと」として報道されています。では、トイレはどうなるのでしょうか。自分が認識した性に合ったトイレを使用することがいいことになるのでしょうか。
 実際にオバマ政権下では2016年に、「公立学校においてトランスジェンダーの子供や児童が“心の性”に応じてトイレや更衣室を使えるようにする」という通達を出しました。先ほども触れたように、トランスジェンダーは障害ですが、保守的なアメリカでは大混乱になりました。
 トランプ政権になって、この通達は撤回されています。しかし、保守派とリベラル派の間で激しい論争が続いているようです。Tに適用されたら、LやGにも適用される可能性だってあります。自分の好きな性別のトイレに誰もが入れるようになったら、世の中は大混乱です。
 最近はLGBTに加えて、Qとか、I(インターセクシャル=性の未分化の人や両性具有の人)とか、P(パンセクシャル=全性愛者、性別の認識なしに人を愛する人)とか、もうわけが分かりません。なぜ男と女、二つの性だけではいけないのでしょう。
 オーストラリアやニュージーランド、ドイツ、デンマークなどでは、パスポートの性別欄を男性でも女性でもない「X」とすることができます。LGBT先進国のタイでは18種類の性別があると言いますし、SNSのフェイスブック・アメリカ版では58種類の性別が用意されています。もう冗談のようなことが本当に起きているのです。
 多様性を受けいれて、様々な性的指向も認めよということになると、同性婚の容認だけにとどまらず、例えば兄弟婚を認めろ、親子婚を認めろ、それどころか、ペット婚、機械と結婚させろという声が出てくるかもしれません。現実に海外では、そういう人たちが出てきています。どんどん例外を認めてあげようとなると、歯止めが効かなくなります。
 「LGBT」を取り上げる報道は、こうした傾向を助長させることにもなりかねません。朝日新聞が「LGBT」を報道する意味があるのでしょうか。むしろ冷静に批判してしかるべきではないかと思います。
 「常識」や「普通であること」を見失っていく社会は「秩序」がなくなり、いずれ崩壊していくことにもなりかねません。私は日本をそうした社会にしたくありません。
『新潮45』2018年8月号、杉田水脈議員の『「LGBT」支援の度が過ぎる』

私の感想は、まったく問題のない文章だと思います。

どこが問題なのでしょうか?

問題とされている箇所は、

LGBTのカップルのために税金を使うことに賛同が得られるものでしょうか。彼ら彼女らは子供を作らない、つまり「生産性」がないのです。

の部分です。特に「生産性」という言葉に非難が集中しています。

おそらく、「生産性」の文字を(せいさんせい)と読んでいるからだと思います。
この文章では、(しょうさんせい)と読むのが正しいのではないでしょうか。

「生産」は元々、(しょうさん)と読み、「出産」と同じ意味です。
それを、(せいさん)とも読むようになったのは、19世紀の産業革命以降です。
それまでは、そのような概念自体がありませんでした。

「生産性」(しょうさんせい)は、出産との関連性と解せるのではないでしょうか。

They never produce a baby. の英文を訳すと、”彼らは赤ちゃんを決して生まない。”
それを、“彼らは決して赤ちゃんを生産(せいさん)しない。” と訳すでしょうか。
多分、笑われます。

英語も、Produceは、give birth の意味があります。

問題なのは、自分の考えと違う考えを持つ人を絶対に許さないという人たちです。
多様性を掲げながら、実は、民主主義を理解していない人たちです。
そのような人たちが、世論を巻き込み、正論を封殺しようとすることです。

私たちは自分の頭で考え、決してそのような人たちに利用されないようにしましょう。



「だれや! こんなとこに、靴下脱ぎ捨ててるのは!!」

「知らんがな、俺ちゃうで」

「あんたしか、居てへんやろ・・・!」
「もう~、信じられへんわ」

「こない暑いと、靴下脱いだのも忘れてまうわ~」
「嗅いでみー」

「いややわ臭い、あんた、あほか」
「そういえば、来月、総裁選やけど安倍さんに決まりやな」
「そやけど、モリカケいつまでやるんやろ? あんたどう思う?」

「決まってるがな、『モリトモ3年 カケ8年』 言うやろ」

それでは、インド映画「クリッシュ」を紹介します。

クリッシュ

原題 : KRRISH 3
製作 : 2013年
製作国 : インド(ヒンディー語)



監督:ラーケーシュ・ローシャン/
脚本:ラーケーシュ・ローシャン/ 、 ロビン・バット/ 、 ハニー・イラニ/ 、 イルファン・カマル/原作:ラーケーシュ・ローシャン

出演:リティク・ローシャン(クリッシュ、クリシュナ)(父ロヒート)/ブリヤンカー・チョーブラー(妻ブリヤー)/カングナー・ラーナーウト(カメレオン女カヤ)/ヴィヴェーク・オベロイ(悪魔のような天才科学者カール)

(あらすじ)
冒頭、父ローヒトの過去、そして息子クリシュナの誕生についてナレーションが流れる。
舞台はインド、ムンバイ。
クリシュナは妻プリヤー、そして父ローヒトと共に幸せに暮らしていました。

妻プリヤーはジャーナリスト、父ローヒトは政府の研究所に勤務、
だけど、クリシュナは事件の度にスーパーヒーロークリッシュに変身し姿を消すので、
勤め先はいつもクビになり、職を転々としていました。

ある日、父ローヒトは太陽エネルギーから生命の源を発生させる装置を発明しました。
クリシュナとブリヤーの前で実験するのですが、エネルギーのコントロールが出来ずに
失敗に終わりました。
そこで頭脳の持ったフィルターの必要性を知るのです。

場面が変わり、下半身が麻痺し動かせるのはたった二本の指だけ、
だが念力で何でも動かせる天才科学者カールのアジト。
そこでは、人間と動物が合体したミュータントが造られていたのです。
長い舌を持った男や、誰にでも姿を変えられる女など。
カールがミュータントを造る本当の理由は、自分の体の秘密を知り、
五体満足の体に戻す。そして人類の征服だったのです。

製薬会社を持っているカールは、彼の染色体で造った人口ウイルスを南アフリカで
撒き散らしパニックに陥れました。
同時に造ったワクチンで大儲けをする為だったのです。

今度は、その恐ろしいウィルスがインドに持ち込まれた。
ムンバイの街に不気味な人間が出没し始めます。

ローヒトは南アフリカ疫病研究所からワクチンの開発を依頼されます。
ローヒトは、送られてきたワクチンの分析で恐ろしい事実を知ることとなります。
そのワクチンが人工的に造られた物、そしてその染色体が、自分やクリシュナと
同じものだということを・・・。

誰にでも変身できるカメレオン女カヤはプリヤーを拉致しカールの元に送り、
自分がプリヤーになりすまします。
さらに、シンガポールへの調査で、真実を知ったローヒトもカールに捕らえられて
しまいました・・・。

本作は、続編3作目です。
続編なので、冒頭で主人公クリシュナと父ローヒトの出生と過去が語られますが、
本作だけ観ても全然問題ありません。最高に面白いです。

ボリウッドのSF映画といえば、シャンカール監督、ラジニカーント主演の、
2010年「ロボット」が強烈な印象で残っていますが、
本作はまったくそれに引けを取っていません。

ストーリーが、何処と無く「未知との遭遇」「スーパーマン」「X-MEN」などと
オーバーラップしますが、内容的には、正真正銘のオリジナル作品です。

特に、FSX、VFXの最先端技術を駆使した迫力あるシーンは圧巻です。

惚れ惚れする男前リティク・ローシャン、愛らしいブリヤンカー・チョーブラーも
魅力的ですが、悪魔の天才科学者役ヴィヴェーク・オベロイと、
カメレオン女カヤ役カングナー・ラーナーウトの存在感ある演技は、必見です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

次回は、「スラムドッグ$リオネア」を、紹介します。

2018年5月30日水曜日

観る年代で映画が変わる Part 30 (マッキー 原題 : EEGA)

国会は相変わらずモリカケ問題で、税金の無駄使いをしています。

破廉恥なセクハラ問題がやっと終息したかと思いきや、又、モリカケです。
日本の国防と、北朝鮮による拉致問題解決に大きく影響する、米朝会談を来月に控え、
日本の国会は、これでいいのでしょうか?
国民の一人として、情けなくなります。

世の中の判断基準が、善悪ではなく、損得勘定にシフトしている様で、
一抹の不安を感じる今日この頃です。


「あんた、アメフトニュースの、QBて何んやの?」

クォーターバックのことやんか」

「うち、『魔法少女まどか☆マギカ』に登場する、キュウーべい かと思ったわ」

/人◕‿◕人\

「何でアメフトに登場するのか、ヘンだなと思ってたの」
Water bagて、なんやの?」

「ウォーター・バッグ(水袋)ちゃうで!  クォーターバック や!」
攻撃側の司令塔の選手のことや」
「試合の采配は、QBがにぎっとるんや」

「テレビニュースの場面で、後ろからタックルされた選手が、QBやね」
「何であんな怖いことするんやろ思ったけど、やっとこれでわかったわ」
「相手チームのQBがいなくなれば、有利やもんネ
「日大チームは、卑怯やわ!

「日大チームの監督もコーチも選手に、『QBを潰せと指示したけど、
怪我させろとは言っとらん』と主張しとるらしいで」
「タックルして怪我させた日大の宮川選手は、記者会見を開いて謝罪と説明しとったけどな、大学側と食い違いがあるみたいやで、教職者は嘘ついたらあかんで!!

※新聞記事を載せようと思いましたが、偏向報道が懸念されましたので、以下に、
関西学院大学アメフト部の公式発表を載せました。

日本大学との第51回定期戦における日本大学選手による反則行為について
2018/05/12
 5月6日に行われました関西学院大学と日本大学の第51回定期戦において、関西学院大学の選手(以下、関学QB)に対する日本大学の選手(以下、日大DL)による反則行為が発生しました。試合後にビデオ映像で確認したところ、日大DLは関学QBがボールを投げ終わって約2秒後に背後からタックルをしております。ボールには一切反応せず、QBだけを目掛けて突進し、明らかに力を抜いている状態の選手に背後から突き当たっており、さらに足を捻っており、競技プレーとはまったく関係なく当該選手を傷つけることだけを目的とした意図的で極めて危険かつ悪質な行為でした。関学QBはこのプレーで負傷退場し、試合後に医師から全治3週間との診断を受けましたが、現在足に痺れが出ており、改めて精密検査を受ける予定です。生命にかかわる重篤な事故につながる可能性がある行為だったと考えます。
 また、日大DLはその2プレー後および4プレー後にそれぞれパーソナルファウルの反則を犯し、3回目の反則で資格没収となりましたが、同日試合後の日本大学監督のメディアに対するコメントは、これらの反則行為を容認するとも受け取れる内容でありました。
 日大DLの1回目のパーソナルファウルについては、その後関東学生アメリカンフットボール連盟において「ひどいパーソナルファウル」として認定されたことが5月10日付で発表されましたが、弊部として同日の5月10日付で日本大学アメリカンフットボール部に対して部長および監督宛で厳重に抗議する文書を送りました。申し入れた内容の概要については以下の通りです。

・日大DLの関学QBへの1回目のパーソナルファウルに対するチームとしての見解を求めると同時に、関学QBおよび保護者へのチームからの正式な謝罪を求める
・日本大学監督が試合後にメディアに対して出したコメントの見解と、コメントの撤回および前項の行為が発生したことについての指導者としての正式な謝罪を求める。

 日本大学からの回答について、弊部として誠意ある内容であると判断できない場合、次年度以降の定期戦は行いません。

 加えて、5月11日付で関東学生連盟に対しても要望書を提出いたしました。関東学生連盟では「ひどいパーソナルファウル」について規律委員会を設けて詳細を調査するとのことであり、その調査の過程で弊部へのヒアリングを行うことを強く要望しております。

2018年5月12日
関西学院大学体育会アメリカンフットボール部

以下は、私の作り話です。

キュウーべい
「よくも、私に危険なタックルができたもんだね」
「僕は、なんだってかまわない。どんな奇跡だって起こしてあげられるよ」
/人👁_👁人\

結局、日大アメフト部は、相手のQBを潰すつもりが、
自分のチームを潰してしまう事になるのでは・・・?

まさか~キュウーべい魔法なのか・・・?

それでは、インド映画「マッキー」を紹介します。

マッキー

原題 : EEGA
製作 : 2012年
製作国 :  インド(ヒンディー語)






監督:S・S・ラージャマウリ/製作:サイ・コラパッティ/撮影:K・K・センティル・クマール/音楽:M・M・キーラヴァーニ

出演:ナーニ (ジャニ(ハエのマッキー)/サマンサ・プラブー (ビンドゥ)/スディープ (スディープ)

あらすじ
ジャニは、家の向かいに住む美人ビンドゥに思いを寄せている。

ビンドゥは慈善活動の傍ら、趣味のミニアート作りを楽しむ日々を送っていた。
一方、スディープは表向き建設会社の社長であるが、邪魔者は躊躇なく殺す極悪人。
金と権力とルックスで、妻以外に落とせない女はいないと豪語していた。

ある日ビンドゥは、慈善活動の資金不足のため、
寄付金のお願いにスディープの会社を訪ねた。
スディープはビンドゥを一目見るなり彼女に夢中になってしまった。

ジャニは、自分の気持ちをビンドゥに打ち明けた。
ついに2年越しの片思いに終止符が打たれ、二人は相思相愛の関係に。

ところがそのことを知ったスディープは、ジャニをなぶり殺してしまう。

その夜、何度もジャニに携帯するビンドゥ。
だが、ジャニは携帯に出ない。
翌朝ジャニが死体で発見された。

ところが、ジャニは小さなハエとして転生したのだ。
そして、殺された恨みを晴らし、ビンドゥを守るためスディープに立ち向かうのだが・・・。


ハエに転生した青年ジャニが、自分を殺した建設会社の社長スディープに立ち向かう
アクションコメディ。

CGと実写のバランスが絶妙。
ハエが人間に戦いを挑む。

実に荒唐無稽な話だが、無力なハエが、相手をよく観察し、

さまざまなアイデアで弱点を突いてくる。
そのさまは感動的であり、涙と笑いを誘う。

只、ボリウッドの行列を作って踊るシーンがほとんど無いので残念でした。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回もインド映画で、「チェンナイ・エクスプレス ―愛と勇気のヒーロー参上―」を、
紹介します。

2017年11月23日木曜日

観る年代で映画が変わる Part 20 (ボス その男シヴァージ 原題: SIVAJI/SIVAJI: THE BOSS)

昨日11月22日は、
いい夫婦の日だったそうです。

仲が良いということは魔法の様なもので、そのまわりを幸せにします。
私たち夫婦も、いつまでもそうでありたいものです。


「あんた、がな」
うちのサンタクロースアマゾンやろ、だって」
「そういえば、去年のクリスマスに娘のとこ行ったら、アマゾンの段ボールがあったわ

「ほんまに、サンタクロースを信じてるんやろか?」

「あんた、夢ないな

「こんど娘に、段ボールを隠しとくよう、ゆうとくは」

もう遅いわ、アホか」

[最近の気になるニュース]
11月21日
アメリカのトランプ大統領は北朝鮮を9年ぶりにテロ支援国家に再び指定しました。

理由
化学兵器でキム・ジョンナム氏を暗殺
アメリカの大学生ワームビアさんを拷問し、死に至らしめた
テロ支援国家指定解除後に核開発を制限するという約束が守られていない

経緯
1988年大韓航空機爆破事件などを受けて、北朝鮮をテロ支援国家に指定しました。
2008年ブッシュ政権が北朝鮮側と核開発の検証方法で合意し指定を解除しました。

オバマ政権は核実験やソニーの子会社のサイバー攻撃で、再びテロ支援国家への指定を
検討したものの、結局見送りました。

トランプ政権では、アメリカ人の大学生が、ことし6月に死亡したことや、
キム・ジョンナム氏が2月にマレーシアで殺害された事件を受けて、
アメリカ議会などから再指定を求める声が上がっていました。

今月2日にはマクマスター大統領補佐官がキム・ジョンナム氏が殺害された事件について、「公共の空港で神経剤で兄を殺害するような行為は、明らかにテロ行為と言わざるを
えない」と述べたうえで、北朝鮮を再びテロ支援国家に指定するかどうか検討していると
明らかにしていました。

トランプ米大統領は今月5日夜にもホワイトハウスでの軍高官らとの夕食会で、
「嵐の前の静けさだ」などと述べ、何らかの軍事行動を示唆しました。

トランプ米大統領今月7日、北朝鮮情勢に関してツイッターで
「歴代の大統領と政権はこの25年間も北朝鮮と交渉し、合意を結び、巨額のカネを払ってきたが、うまくいかなかった」と批判し、対北朝鮮で有効な手段は「申し訳ないが1つしかない!」と述べました。
また「一連の合意はインクが乾く間もないうちに破られ、米国の交渉担当者を笑いものにしてきた」と、北朝鮮に対する強い不信感を表明しました。

トランプ米大統領は今月14日、今月5日からのアジア5カ国歴訪を終え、フィリピン・マニラの空港から大統領専用機で帰国の途につきました。

注目の8日~10日の訪中時に、習近平国家主席との会談では、主に北朝鮮対応や貿易不均衡是正などが話し合われ、なぜか中国の南シナ海での軍事拠点化などには消極的なように思われました。

中国から数十兆円規模の巨額な交渉の成果をあげ、やはりトランプ米大統領はビジネスマンだったかと、やや失望感を抱かされました。

中国訪問以降トランプ米大統領の口から北朝鮮のテロ支援国家指定が語られなくなっていました。

中国国営新華社通信今月20日、「宋氏が朝鮮労働党の指導者と会談し、党大会の精神と歴史的な貢献を報告して北朝鮮側は党大会の成功を祝った」などと伝えただけで、正恩氏と会談したとは明示していません。また「双方は朝鮮半島問題など、ともに関心がある問題で意見を交わした」と報じましたが詳細は不明です。

11月21日トランプ大統領は北朝鮮を9年ぶりにテロ支援国家に再び指定しました。

今回の決定により、アメリカがテロ支援国家と位置づける国は北朝鮮、シリア、イラン、
スーダンの4か国となりました。

テロ支援国家に指定する意味
北朝鮮の資金源を断つための国際的な圧力の強化につながります。
北朝鮮と合法的に取り引きしている企業や個人に対しても、『犯罪国家に関係していると見なされたいのか』と問うことができます。
テロ支援国家の指定は国連やアメリカによる制裁の対象者だけでなく、北朝鮮と合法的に取り引きをしている人たちにも影響を与えることになり、北朝鮮に対する圧力を強化する国際的な取り組みを後押しします。

テロ支援国家に指定されると
アメリカからの武器関連の輸出や販売が禁止されます。
軍事力やテロの支援能力を著しく向上させる可能性がある物やサービスの輸出や提供が制限されます。
アメリカからの経済援助が禁止されます。

北朝鮮は絶対に核開発を止めることはありえない
アメリカはこれを絶対に認めない。

北朝鮮のミサイル能力は、あと半年くらいの開発でアメリカに届いてしまいます
最終的には、アメリカが北朝鮮に先制攻撃をする場合もありうるかもしれません。
北朝鮮がテロ支援国家であることが、その正統性の根拠になりうるのでは・・・?

以前に増して、北朝鮮情勢は緊迫してきたと考えられます。

日本の国会は相変わらず、モリカケです。これで良いのでしょうか。
韓国への渡航に対して、対策を考えなくても良いのでしょうか。
もし有事となれば、憲法の制約などで、自衛隊による韓国内の日本人救出が
難しくなるのではないでしょうか。

それでは、インド映画「ボス その男シヴァージ」を紹介します。

ボス その男シヴァージ

原題: SIVAJI/SIVAJI: THE BOSS
製作: 2007年
製作国:インド(タミル語)


監督:シャンカール/音楽: A・R・ラフマーン

出演:ラジニカーント(シヴァージ)/シュリヤー・サラン(タミルセルヴィー)

(あらすじ)
アメリカでコンピュータ関係の事業に大成功を収めた実業家シヴァージが、
故郷インドに帰国し、貧しい人々のために無償で利用できる病院や大学を
設立しようと計画します。

同時に古風な美女タミルに一目惚れをしてしまい、彼女との結婚を決意します。
そして家族ぐるみでの猛烈なアタックを開始したのです。

しかし、地域の病院ビジネスを独占してきた悪徳企業家アーディセーシャンは、
卑劣な妨害工作で計画を中止させ、シヴァージを破滅に追い込むのです。

全財産を失ったシヴァーシ゛は、一枚のコインで占います。
そして多少卑怯な手を使ってでも果敢にアーディセーシャンと戦うことを決意します。

富豪達のブラックマネーの証拠を掴み、半分を脅し取り、その金をアメリカで洗浄し、
その資金で頓挫した計画を実現させていきました。

だが、アーディセーシャンの罠にはまり、シヴァージは逮捕されてしまいます。
そして、更に命までも…。


シャンカール監督はクレーン撮影や広角レンズを使った撮影方法とテンポの良い編集、
当時の最先端のVFX技術を駆使し、飽きさせずに濃度の濃い画面作りに成功しました。

インド映画最大の映画賞である2008年「ナショナルフィルムアワード」では
最優秀美術賞と最優秀特殊効果賞を受賞しました。

この時VFXを担当したのが、インド最高のCG会社インディンアーティスツで、
そのスーパーバイザーがシュリーニヴァース・モーハンでした。
シャンカールとのこの時の仕事がきっかけで『ロボット』が生まれた
とシュリーニヴァースは語っています。

実在したインドの伝説的な俳優シヴァージ・ガネーシャの一生をモチーフに、
インドにはびこる悪政と貧困を変えようと立ち上がる「ボス」を熱演するのは、
インドを越えて世界を魅了するスーパースター、ラジニカーント。
私財を投げうって無料の病院や学校を建設するという信念を貫き、
貧しい人々から「ボス」と慕われる役柄です。

映画の中でこの役は、インドで実際に慈善活動を続けるラジニカーント自身の姿と
重なります。
またラジニの決めポーズである、コインを手から手に移動させてポケットに入れる
“ラジニスタイル”とともに本作は市民から広く愛されているのです。

インド、タミル語圏が誇るスーパースター、ラジニカーントが大活躍する
マサラ・アクション・ムービーは、上映時間185分。
堂々の3時間超えの大作です。
善玉と悪玉が、やられてはやりかえし…を何度も繰り返し、その合間に歌って踊るのだから、大長編なのは当然でしょう。

ノリノリでエキゾチックなインドミュージックと1曲につき数百人で踊る
大群舞のダンス、ド派手なアクションが活写されます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

次回もインド映画で、「マダム・イン・ニューヨーク」を紹介します。