2018年8月31日金曜日

観る年代で映画が変わる Part 33 (クリッシュ 原題 : KRRISH 3 )

国破れ
防空壕に
茄子の花

8月が来るたびに、亡き父のこの一句が思い出されます。

今年で73回目の終戦記念日を迎えます。

私たちの社会はこの73年の間にどう変わり、どこへ向かおうとしているのでしょうか。

そこに大きな影響を与えていくのが、マスコミ報道であり、多くの言論人たちです。

今回は、『新潮45』2018年8月号、杉田水脈議員
『「LGBT」支援の度が過ぎる』を取り上げてみたいと思います。

杉田議員はこの論文で、マスコミ報道一部の右派の言論人左派の活動家や言論人
そしてネット上での書き込みなどで、袋叩きにあっています。
又、脅迫も受けたそうです。

そこで、それの何が問題なのか、私なりに調べてみようと思いました。
全文を載せますが、かなり長い文章なので、要点箇所をマーキングしましたので、
そこだけ読んでいただいても内容は理解できると思います。

本文
この1年間で「LGBT」L=レズビアン、G=ゲイ、B=バイセクシャル、T=トランスジェンダー)がどれだけ報道されてきたのか。新聞検索で調べてみますと、朝日新聞が260件読売新聞が159件毎日新聞が300件産経新聞が73件ありました(7月8日現在)。キーワード検索ですから、その全てがLGBTの詳しい報道ではないにしても、おおよその傾向が分かるではないでしょうか。
 朝日新聞や毎日新聞といったリベラルなメディアは「LGBT」の権利を認め、彼らを支援する動きを報道することが好きなようですが、違和感を覚えざるをません。発行部数から言ったら、朝日新聞の影響の大きさは否めないでしょう。
 最近の報道の背後にうかがわれるのは、彼ら彼女らの権利を守ることに加えて、LGBTへの差別をなくし、その生きづらさを解消してあげよう、そして多様な生き方を認めてあげようという考え方です。
 しかし、LGBTだからと言って、実際そんなに差別されているものでしょうか。もし自分の男友達がゲイだったり、女友達がレズビアンだったりしても、私自身は気にせず付き合えます。職場でも仕事さえできれば問題ありません。多くの人にとっても同じではないでしょうか。
 そもそも日本には、同性愛の人たちに対して、「非国民だ!」という風潮はありません。一方で、キリスト教社会やイスラム教社会では、同性愛が禁止されてきたので、白い目で見られてきました。時には迫害され、命に関わるようなこともありました。それに比べて、日本の社会では歴史を紐解いても、そのような迫害の歴史はありませんでした。むしろ、寛容な社会だったことが窺えます。
 どうしても日本のマスメディアは、欧米がこうしているから日本も見習うべきだ、という論調が目立つのですが、欧米と日本とでは、そもそも社会構造が違うのです。
 LGBTの当事者たちの方から聞いた話によれば、生きづらさという観点でいえば、社会的な差別云々よりも、自分たちの親が理解してくれないことのほうがつらいと言います。親は自分たちの子供が、自分たちと同じように結婚して、やがて子供をもうけてくれると信じています。だから、子供が同性愛者だと分かると、すごいショックを受ける。
 これは制度を変えることで、どうにかなるものではありません。LGBTの両親が、彼ら彼女らの性的指向を受け入れてくれるかどうかこそが、生きづらさに関わっています。そこさえクリアできれば、LGBTの方々にとって、日本はかなり生きやすい社会ではないでしょうか。
 リベラルなメディアは「生きづらさ」を社会制度のせいにして、その解消をうたいますが、そもそも世の中は生きづらく、理不尽なものです。それを自分の力で乗り越える力をつけさせることが教育の目的のはず。「生きづらさ」を行政が解決してあげることが悪いとは言いません。しかし、行政が動くということは税金を使うということです。
 例えば、子育て支援や子供ができないカップルへの不妊治療に税金を使うというのであれば、少子化対策のためにお金を使うという大義名分があります。しかし、LGBTのカップルのために税金を使うことに賛同が得られるものでしょうか
彼ら彼女らは子供を作らない、つまり「生産性」がないのです。そこに税金を投入することが果たしていいのかどうか。にもかかわらず、行政がLGBTに関する条例や要項を発表するたびにもてはやすマスコミがいるから、政治家が人気とり政策になると勘違いしてしまうのです。

 LGBとTを一緒にするな

 ここまで私もLGBTという表現を使ってきましたが、そもそもLGBTと一括りにすることが自体がおかしいと思っています。T(トランスジェンダー)は「性同一性障害」という障害なので、これは分けて考えるべきです。自分の脳が認識している性と、自分の体が一致しないというのは、つらいでしょう。性転換手術にも保険が利くようにしたり、いかに医療行為として充実させて行くのか、それは政治家としても考えていいことなのかもしれません。
 一方、LGBは性的嗜好の話です。以前にも書いたことがありますが、私は中高一貫の女子校で、まわりに男性はいませんでした。女子校では、同級生や先輩といった女性が疑似恋愛の対象になります。ただ、それは一過性のもので、成長するにつれ、みんな男性と恋愛して、普通に結婚していきました。マスメディアが「多様性の時代だから、女性(男性)が女性(男性)を好きになっても当然」と報道することがいいことなのかどうか。普通に恋愛して結婚できる人まで、「これ(同性愛)でいいんだ」と、不幸な人を増やすことにつながりかねません。
 朝日新聞の記事で「高校生、1割が性的少数者」という記事がありました(3月17日付、大阪朝刊)。三重県の男女共同参画センターが高校生1万人を調査したところ、LGBTは281人で、自分は男女いずれでもないと感じているXジェンダーが508人。Q(クエスチョニング=性的指向の定まっていない人)が214人いて、合わせて1003人の性的少数者がいたというものです。それこそ世の中やメディアがLGBTと騒ぐから、「男か女かわかりません」という高校生が出てくる。調査の対象は思春期の不安定な時期ですから、社会の枠組みへの抵抗もあるでしょう。
 最近の報道でよく目にするのは、学校の制服問題です。例えば、「多様性、選べる制服」(3月25日づけ、大阪朝刊)。多様な性に対応するために、LGBT向けに自由に制服が選択できるというものです。女子向けのスラックスを採用している学校もあるようです。こうした試みも「自分が認識した性に合った制服を着るのはいいこと」として報道されています。では、トイレはどうなるのでしょうか。自分が認識した性に合ったトイレを使用することがいいことになるのでしょうか。
 実際にオバマ政権下では2016年に、「公立学校においてトランスジェンダーの子供や児童が“心の性”に応じてトイレや更衣室を使えるようにする」という通達を出しました。先ほども触れたように、トランスジェンダーは障害ですが、保守的なアメリカでは大混乱になりました。
 トランプ政権になって、この通達は撤回されています。しかし、保守派とリベラル派の間で激しい論争が続いているようです。Tに適用されたら、LやGにも適用される可能性だってあります。自分の好きな性別のトイレに誰もが入れるようになったら、世の中は大混乱です。
 最近はLGBTに加えて、Qとか、I(インターセクシャル=性の未分化の人や両性具有の人)とか、P(パンセクシャル=全性愛者、性別の認識なしに人を愛する人)とか、もうわけが分かりません。なぜ男と女、二つの性だけではいけないのでしょう。
 オーストラリアやニュージーランド、ドイツ、デンマークなどでは、パスポートの性別欄を男性でも女性でもない「X」とすることができます。LGBT先進国のタイでは18種類の性別があると言いますし、SNSのフェイスブック・アメリカ版では58種類の性別が用意されています。もう冗談のようなことが本当に起きているのです。
 多様性を受けいれて、様々な性的指向も認めよということになると、同性婚の容認だけにとどまらず、例えば兄弟婚を認めろ、親子婚を認めろ、それどころか、ペット婚、機械と結婚させろという声が出てくるかもしれません。現実に海外では、そういう人たちが出てきています。どんどん例外を認めてあげようとなると、歯止めが効かなくなります。
 「LGBT」を取り上げる報道は、こうした傾向を助長させることにもなりかねません。朝日新聞が「LGBT」を報道する意味があるのでしょうか。むしろ冷静に批判してしかるべきではないかと思います。
 「常識」や「普通であること」を見失っていく社会は「秩序」がなくなり、いずれ崩壊していくことにもなりかねません。私は日本をそうした社会にしたくありません。
『新潮45』2018年8月号、杉田水脈議員の『「LGBT」支援の度が過ぎる』

私の感想は、まったく問題のない文章だと思います。

どこが問題なのでしょうか?

問題とされている箇所は、

LGBTのカップルのために税金を使うことに賛同が得られるものでしょうか。彼ら彼女らは子供を作らない、つまり「生産性」がないのです。

の部分です。特に「生産性」という言葉に非難が集中しています。

おそらく、「生産性」の文字を(せいさんせい)と読んでいるからだと思います。
この文章では、(しょうさんせい)と読むのが正しいのではないでしょうか。

「生産」は元々、(しょうさん)と読み、「出産」と同じ意味です。
それを、(せいさん)とも読むようになったのは、19世紀の産業革命以降です。
それまでは、そのような概念自体がありませんでした。

「生産性」(しょうさんせい)は、出産との関連性と解せるのではないでしょうか。

They never produce a baby. の英文を訳すと、”彼らは赤ちゃんを決して生まない。”
それを、“彼らは決して赤ちゃんを生産(せいさん)しない。” と訳すでしょうか。
多分、笑われます。

英語も、Produceは、give birth の意味があります。

問題なのは、自分の考えと違う考えを持つ人を絶対に許さないという人たちです。
多様性を掲げながら、実は、民主主義を理解していない人たちです。
そのような人たちが、世論を巻き込み、正論を封殺しようとすることです。

私たちは自分の頭で考え、決してそのような人たちに利用されないようにしましょう。



「だれや! こんなとこに、靴下脱ぎ捨ててるのは!!」

「知らんがな、俺ちゃうで」

「あんたしか、居てへんやろ・・・!」
「もう~、信じられへんわ」

「こない暑いと、靴下脱いだのも忘れてまうわ~」
「嗅いでみー」

「いややわ臭い、あんた、あほか」
「そういえば、来月、総裁選やけど安倍さんに決まりやな」
「そやけど、モリカケいつまでやるんやろ? あんたどう思う?」

「決まってるがな、『モリトモ3年 カケ8年』 言うやろ」

それでは、インド映画「クリッシュ」を紹介します。

クリッシュ

原題 : KRRISH 3
製作 : 2013年
製作国 : インド(ヒンディー語)



監督:ラーケーシュ・ローシャン/
脚本:ラーケーシュ・ローシャン/ 、 ロビン・バット/ 、 ハニー・イラニ/ 、 イルファン・カマル/原作:ラーケーシュ・ローシャン

出演:リティク・ローシャン(クリッシュ、クリシュナ)(父ロヒート)/ブリヤンカー・チョーブラー(妻ブリヤー)/カングナー・ラーナーウト(カメレオン女カヤ)/ヴィヴェーク・オベロイ(悪魔のような天才科学者カール)

(あらすじ)
冒頭、父ローヒトの過去、そして息子クリシュナの誕生についてナレーションが流れる。
舞台はインド、ムンバイ。
クリシュナは妻プリヤー、そして父ローヒトと共に幸せに暮らしていました。

妻プリヤーはジャーナリスト、父ローヒトは政府の研究所に勤務、
だけど、クリシュナは事件の度にスーパーヒーロークリッシュに変身し姿を消すので、
勤め先はいつもクビになり、職を転々としていました。

ある日、父ローヒトは太陽エネルギーから生命の源を発生させる装置を発明しました。
クリシュナとブリヤーの前で実験するのですが、エネルギーのコントロールが出来ずに
失敗に終わりました。
そこで頭脳の持ったフィルターの必要性を知るのです。

場面が変わり、下半身が麻痺し動かせるのはたった二本の指だけ、
だが念力で何でも動かせる天才科学者カールのアジト。
そこでは、人間と動物が合体したミュータントが造られていたのです。
長い舌を持った男や、誰にでも姿を変えられる女など。
カールがミュータントを造る本当の理由は、自分の体の秘密を知り、
五体満足の体に戻す。そして人類の征服だったのです。

製薬会社を持っているカールは、彼の染色体で造った人口ウイルスを南アフリカで
撒き散らしパニックに陥れました。
同時に造ったワクチンで大儲けをする為だったのです。

今度は、その恐ろしいウィルスがインドに持ち込まれた。
ムンバイの街に不気味な人間が出没し始めます。

ローヒトは南アフリカ疫病研究所からワクチンの開発を依頼されます。
ローヒトは、送られてきたワクチンの分析で恐ろしい事実を知ることとなります。
そのワクチンが人工的に造られた物、そしてその染色体が、自分やクリシュナと
同じものだということを・・・。

誰にでも変身できるカメレオン女カヤはプリヤーを拉致しカールの元に送り、
自分がプリヤーになりすまします。
さらに、シンガポールへの調査で、真実を知ったローヒトもカールに捕らえられて
しまいました・・・。

本作は、続編3作目です。
続編なので、冒頭で主人公クリシュナと父ローヒトの出生と過去が語られますが、
本作だけ観ても全然問題ありません。最高に面白いです。

ボリウッドのSF映画といえば、シャンカール監督、ラジニカーント主演の、
2010年「ロボット」が強烈な印象で残っていますが、
本作はまったくそれに引けを取っていません。

ストーリーが、何処と無く「未知との遭遇」「スーパーマン」「X-MEN」などと
オーバーラップしますが、内容的には、正真正銘のオリジナル作品です。

特に、FSX、VFXの最先端技術を駆使した迫力あるシーンは圧巻です。

惚れ惚れする男前リティク・ローシャン、愛らしいブリヤンカー・チョーブラーも
魅力的ですが、悪魔の天才科学者役ヴィヴェーク・オベロイと、
カメレオン女カヤ役カングナー・ラーナーウトの存在感ある演技は、必見です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

次回は、「スラムドッグ$リオネア」を、紹介します。

2018年7月31日火曜日

観る年代で映画が変わる Part 32 チャンドニー・チョーク・トゥ・チャイナ(原題: CHANDNI CHOWK TO CHINA)

西日本豪雨災害でお亡くなりになった人々のご冥福と、
被害にあわれた方々にお見舞いを申し上げます

7月も大変な月でした
日付順に出来事を整理してみました。

7月2日
 高円宮家の三女、絢子さまと日本郵船社員、守谷慧さんとの婚約が内定し、10月29日
   に明治神宮で結婚式を挙げられます。

 お茶の間の人気番組「笑点」の桂歌丸さんが81歳でお亡くなりになりました。

7月3日
 ワールドサッカーロシア大会の決勝トーナメントで、日本代表がベルギーに2対3で、
   敗れました。

   タイ北部の洞窟で行方不明になっていたサッカー少年12人とコーチが無事発見され
   ました。

7月4日
 東京地検特捜部は文科省科学技術・学術政策局長の佐野太容疑者ら2人を、
 受託収賄容疑で逮捕しました。

7月6日
 松本・地下鉄両サリン事件などで死刑が確定していた、オウム真理教の麻原彰晃
   死刑囚ら7人が、上川陽子法相の命で、死刑執行されました。

 トランプ政権は、中国からの輸入品の一部に25%の追加関税を課す制裁措置を発動、
 中国も直ちに報復関税を実施し、貿易戦争が深刻化しました。

   気象庁は、数十年に一度の大雨に警戒を呼びかけ、大雨特別警報を岡山、広島、
   鳥取、福岡、佐賀、長崎、京都、兵庫の8府県に出しました。

7月7日
 神奈川県警は、横浜の病院で2016年9月に入院患者が相次いで中毒死した事件で、
   元看護師の久保木愛弓を逮捕しました。同容疑者は入院患者20人くらいに、
   消毒液を注入したことを認めています。

   西日本豪雨の被害が拡大し、全国で死者46人心肺停止3人安否不明71人
   (新聞発表)

7月8日
 西日本豪雨の被害が拡大し、全国で死者78人心肺停止5人安否不明70人
   (新聞発表)

7月9日
 気象庁は西日本豪雨を、「平成30年7月豪雨」と命名

 西日本豪雨の被害が拡大し、全国で死者126人心肺停止2人安否不明79人
  (新聞発表)

7月12日
 2020年の東京五輪聖火リレーの出発地点が福島県に決定しました。

 警察庁は「平成30年7月豪雨」の死者数が200人に上っていると発表しました。
 約7,000人が避難生活を強いられ、行方不明者の捜索が続けられています。

7月14日
 政府は「平成30年7月豪雨」を、「特定非常災害」にすることを閣議決定しました。

7月15日
 岐阜県の揖斐川で今年最高気温38.8℃を記録しました。

7月16日
 3連休の間に、日本各地で猛暑が続き、5,616人が熱中症の症状で病院に搬送され、
   14人が亡くなりました

7月18日
 受動喫煙対策を強化する改正健康増進法が可決され、2020年4月に全面施行です。

 参議院定数を6増する改正公職選挙法が可決されました。

 岐阜県多治見や美濃で気温40℃以上を記録しました。

   第159回芥川賞に、高橋弘希氏の「送り火」、直木賞に、島本理生氏
  「ファーストラヴ」が選ばれました。

7月20日
 統合型リゾート(IR)実施法が可決し、成立しました。

 厚生労働省の調査で、2017年の日本人の平均寿命は、男性81.09才、女性87.26才
   だそうです。

 2020年東京五輪・パラリンピックの入場券価格は、開閉会式で30万円~1万2千円、
 競技は、13万円~2,500円と発表されました。

7月22日
 東京五輪2020のマスコットの名前やが決定しました。
   青色が「ミライトワ」、ピンク色が「ソメイティ」です。

7月23日
 東京都青梅で気温40.3℃を観測埼玉県熊谷で気温41.1℃を観測、5年ぶりの
   記録更新です。

7月30日
   ループしながら東から西へと進む異例の台風12号、私はブーメラン台風
   勝手に命名しました。


なんとも、ため息の出る、洪水と、土砂崩れと、猛暑の7月でした。

「コンクリートから人へ」と大合唱していたあの政党は、この状況を
  どう感じているのでしょうか・・・?


「あんた、カジノ法が国会で決まったらしいけど、どう思う?」

「ようわからんけど、何でも、カジノ付き統合型リゾート施設を作るらしいな」
「主に、外国人観光客相手で、日本人は入場料を6,000円取るらしいで」

「誰が行くんやろ、日本人はわざわざ行かんと思うで、駅前にパチンコ屋があるやんか
「大雨災害で大変やゆうのに、ほかに大事な事あるやろ
「あきれるわ、そう思わへん?」
ギャンブル依存症が心配だったら、今のパチンコどうにかせなあかんのとちゃう」

「同感や」
「そもそも、設備に数千億円かかるんやろ」
「その金は、最終的にはカジノで負けた外国人が負担することになるで」
「維持費も掛かるやろうしな、大変やで」
「せっかく日本に来てくれた外国人にそんなことしていいのかな?
日本人の気質に合わんような気がするわ」
「もし、取らぬ狸の皮算用で、赤字になったら、誰が責任取るんやろ・・・?」

「決まってるがな、また国民の税金や

決めた人達に責任取ってもらいたいな・・・」

それでは、インド映画「チャンドニー・チョーク・トゥ・チャイナ」を紹介します。

チャンドニー・チョーク・トゥ・チャイナ

原題: CHANDNI CHOWK TO CHINA
製作年 : 2009年
製作国 : インド=アメリカ




監督:ニキル・アドヴァーニー/アクション指導:ディーディー・クー/
脚本:シュリーダル・ラーガヴァン/撮影:ヒンマーン・ダミージャー/
音楽:シャンカル・マハデヴァン/イフサーン・ノーラニー/ロイ・メンドンサー

出演:アクシャイ・クマール (シドゥ)/ディーピカー・パードゥコーン (サキ/ミャオミャオ)/
ミトゥン・チャクラバルティー (親方)/ランヴィール・ショウリー (ハシ道士(チョップスティック)/ゴードン・リュウ (北条)/ロジャー・ユアン (チャン刑事)

(あらすじ)

中国・万里の長城に程近い小さな村。
遥か昔、悪政をしいる国王から民衆を救った英雄・劉勝(リウ・シェン)
を祭るこの村では、
冷酷非道な北条率いるギャング団が、過酷な労働をしいて村人を支配していた

ある日、2人の村人は、北条を倒すべく、英雄・劉勝(リウ・シェン)の生まれ変わりがこの広い世界のどこかにいる事を信じて、救いを求めるべく遥かインドへと旅立つ。

場面が変わり
遠くインド、デリーの繁華街チャンドニー・チョークに、ひとりの青年がいた。
彼の名はシドゥ。
幼い頃、孤児となった彼は、親方に拾われ厳しくも愛情いっぱいに育てられ、
今は親方の下、料理人として働いていた。
しかし、ジャガイモを切り刻むだけの平凡で味気ない人生から抜け出したいと
願っているシドゥは、空想に耽り、占星術やタロット占い、ガネーシャ
(人間の体にゾウの鼻、4本の腕を持つインドの神様)
の顔が浮かぶ魔法のポテトに願掛けする毎日。

そんなある日、彼の前に中国からのあの2人の村人が現れ、
シドゥが劉勝(リウ・シェン)の生まれ変わりだと主張、北条を倒し、
村を救って欲しいと懇願する。
その場に偶然居合わせた謎の通訳・ハシ道士は、
「異国で待っているのは女たちとワインと王族級の扱いだ」とシドゥにウソの通訳をし、
彼をまんまとそそのかす。
そうとは知らず、シドゥは喜び勇んで中国へ向かう。

時同じく、シドゥがテレビのCMを観て憧れていた美しいモデルのサキも、
北条により生死不明になっている中国人で元警察官の父チャンと双子の妹
ミャオミャオの消息を探すため、中国を訪れていた。

そんな2人に、北条の魔の手が・・・。

インド・アメリカの合作
平凡なインド人青年が、ひょんなことから中国に渡り、
村を支配する悪人と対決する姿を描いた、
ボリウッド発のカンフー・アクション・コメディー。

2009年アカデミー賞8部門を総なめにした「スラムドッグ$ミリオネア」だが、
インドではその3倍もの初登場興収成績を叩き出していた
ばかばかしいが純粋で、笑って心温まる。

カンフーのレベルの高さは目を見張る。
武術アクション監督ディーディー・クーは、ジェット・リー作品の殆どの製作に
携わっている。
ボリウッド史上初の本格カンフー・アドベンチャー・コメディ。
マサラ・カンフーに酔いしれる。
映画好きには、たまらない1本だ!!
この作品の本質は、ばかばかしさの向こう側にあるんだ。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

次回もインド映画で、「クリッシュ」を、紹介します。

2018年7月1日日曜日

観る年代で映画が変わる part 31(チェンナイ・エクスプレス ~愛と勇気のヒーロー参上~ 原題 : CHENNAI EXPRESS)

いろいろあった6月でした。

12日の歴史的米朝会談
18日7時58分頃、私を振るいあがらせた恐ろしい大阪北部地震
2018 FIFAワールドカップ ロシアでの日本の活躍
(7月3日午前3時、日本 対 ベルギー 戦です 起きて応援しますよ)

今回は、6月27日東京都議会で、受動喫煙防止条例が成立したことを取り上げてみます。

都の禁煙条例 「こんな時代が」ゴールデン街の異端児

東京都議会で6月27日、受動喫煙防止条例が成立した。東京五輪・パラリンピックが開催される2020年までに国の法律より厳しい規制が段階的に施行される。都内の84%の飲食店が対象。日本の酒場の定番だった「酒と紫煙」の組み合わせは過去のものになりつつある。

 わずか0.8ヘクタールの土地に約280の飲食店がひしめく東京・歌舞伎町の「新宿ゴールデン街」。バー「洗濯船」は30年以上前から禁煙を掲げてきた。この街ではむろん少数派。「こんな時代が来るなんて」。店主の吉成由貴子さん(69)はカウンターの奥で感慨深い表情を浮かべた。

 開店は1976年。グラスを片手にたばこを吸うのは当たり前の時代だった。いつも白くかすむ狭い店内。吉成さんは胸の痛みなどの症状が出るようになった。

 悩んだ末、87年から店を禁煙に。「もう二度と来ない」。客からの反発は強く、当初は客数が半減したという。ここ10年ほどの間で理解を示す客が増えたが、今でも「なぜ禁煙なのか」と難癖をつけられることがある。吉成さんは条例成立を受けて「闘いの連続だった。これでたばこをめぐるストレスから解放される」。

 ゴールデン街には古い木造建築が密集し、夜になれば袖看板が並ぶ建物間の路地を酔客が行き交う。ほとんどの店は3~4.5坪の狭小店舗。カウンターに5~10人も座れば満席という店で、たばこを楽しむ客が多い。禁煙の店は今のところ数店にとどまるという。

 都条例は「従業員を雇う飲食店」は客席面積にかかわらず原則屋内禁煙とすることが柱。専用室でしか喫煙できなくなる。店主らが加盟する「新宿三光商店街振興組合」によると、ゴールデン街の多くの店が従業員を使っており大半が規制の対象になるが、狭い店に専用室をつくるのは難しい。

 ゴールデン街では2016年に放火事件が起き、私道の路地部分の路上喫煙が原則禁止になった。「店内外で吸えなくなれば、客足が落ちるのでは」と不安がる店主は少なくないという。

 6月下旬のある日もゴールデン街ではカウンターを挟んで店主と初めて会った客同士が、紫煙をくゆらせて会話を楽しんでいた。多くの文化人らが常連客や店主となってつくり上げた独特の雰囲気が、行政の手で変わることを惜しむ声もある。

 プチ文壇バー「月に吠える」を営む肥沼和之さん(38)は「この街は健全とは逆の怪しさがあり、世の中と一線を画して迎合しないという意味で時が止まった空間。それが時代にのみ込まれるのかという思いだ」と残念そうに話した。

 受動喫煙の悪影響を指摘する声は高まり続け、公共の場での喫煙への視線は厳しさを増す。同組合副理事長の塚目博美さん(47)は「昔と比べて店で吸う人は格段に減っている。決まったら従うしかない」と静かに受け止める。
[2018/6/29 日本経済新聞 朝刊]

私の考えを述べる前に、JTの現状をわかる範囲でまとめてみました。

日本たばこ産業株式会社

資本金 1,000億円
連結子会社 194社
連結従業員 44,485名

最大株主は政府(財務大臣)で株式33.35%を保有
 (皆さんは、このことを知っていましたか?)


1949年06月 たばこを専売する日本専売公社が設立。
1985年04月 日本たばこ産業株式会社法に基づき、日本たばこ産業㈱(JT)が
                        公社財産の全額出資で設立。

年度
売上高
営業利益
純利益
平均年収
2008 3
64,097億円
3,626億円
2,387億円
847万円
201612
21,432億円
5,933億円
4,216億円
899万円
201712
21,396億円
5,611億円
3,924億円



(10年前と比べて売り上げが約66%落ちたのに、純利益が64%も伸びているのはなぜ?)



(201712月期)

売上金額(割合)
利益(割合)
国内たばこ
6,267億円(29.3%)
2,322億円(36.2%)
海外たばこ
12,375億円(57.8%)
3,513億円(54.8%)
医薬
1,047億円(4.9%)
240億円(3.7%)
加工食品
1,631億円(7.6%)
281億円(4.4%)
その他
74億円(0.3%)
53億円(0.8%)


(利益の91%がたばこです。)

成人喫煙率(JT全国喫煙者率調査)
 たばこ産業の「2017年全国たばこ喫煙者率調査」によると、成人男性の平均喫煙率は28.2%でした。 これは、昭和40年以降のピーク時(昭和41年)の 83.7%と比較すると、50年間で55ポイント減少したことになります。 年代別にみると、急激な喫煙率の減少傾向が見られる60歳以上は21.2%ですが、30歳代から50歳代はまだ35%前後を推移しており、一番高い年代は40歳代で36.7%でした。

 成人男性の喫煙率は、減少し続けていますが、諸外国と比べると、未だ高い状況にあり、約1400万人が喫煙していると推定されます。

 これに対し、成人女性の平均喫煙率は9.0%であり、ピーク時(昭和41年)より漸減しているものの、ほぼ横ばいといった状況です。 喫煙率が一番高い年代は40歳代の13.7%、最低は60歳以上の5.6%です。

 性別・年代別喫煙率の推移

(日本専売公社、日本たばこ産業株式会社による調査より)

喫煙者率と肺がん死亡率

(喫煙者が減少しているのに、男女の肺がん死亡率が増えているのはなぜ?)



「あんた、いよいよ東京に行かれへんな

「なんでやねん」

「東京は、でも、でも、全部禁煙やで
「あんた、生きてかれへんわ
「東京オリンピックには、ボランティアで通訳したいゆうとったのに、残念やな

小池さんやりすぎちゃうか!
希望の党のケジメはどないなったんや築地の件もそうや」
「庶民のささやかな希望を、自分の人気取りに利用せんで欲しいわ

「そやけど、たばこは健康に良くないと思うで」
「小池さんは、良いことをしていると思っているのとちゃう」

「難しい専門的なことはわからんけど、たばこと肺がんの関係は怪しいで」

「それは、あんたの勝手な考えやろ

「喫煙者率と肺がん死亡率のグラフを見てみいや」
喫煙者が減っとんのに肺がん死亡率が逆に増えとるやんか」
「たばこと肺がんとの因果関係があるゆうんなら、禁煙して肺がん死亡率を上げろゆうことになるのとちゃうか?
「もし、そうでないと言うなら、たばこと肺がんの因果関係は無い言わんとだめやろ!

「確かに、そうやな、頭の悪い私にでもわかるわ」
「なんで、偉い学者の先生にそのことわからんのかな・・・?

「もっと腹立つのが、日本たばこ産業株式会社や」
純利益の90%以上がたばこの売り上げやろ」
「つまり、喫煙者はお客さんや! お客さんの権利をもう少し守らんといかんのとちゃう」
「ところが、お客さんを守らず、我が利益を守っとるやんか」
「日本たばこ産業は、たばこが悪だと思っているなら、すぐ廃業すべきや!
「そうでないなら、お客様の立場で、もう少し戦って欲しいわ

「あんた、本当に日本たばこ産業が廃業したら、どうすんの?

ウッ・・・・・・・・ ?

それでは、インド映画「チェンナイ・エクスプレス」を紹介します。

チェンナイ・エクスプレス ~愛と勇気のヒーロー参上~

製作 : 2013年
製作国 : インド(ヒンディー語)
原題 : CHENNAI EXPRESS




監督:ローヒト・シェッティ
/脚本:ロビン・バット/ファラド/ユヌス・サジャワル/サジッド/K.サブハッシュ
/音楽:ヴィシャール・ダッドラニ/シェカール・ラビナニ/
撮影:ダッドリー/編集:スティーヴン・H・バーナード

出演:シャー・ルク・カーン(ラーフル)ディーピカー・パードゥコーン(ミーナ)
サティヤーラージ/ニキティン・ディール/プリヤーマニー

ムンバイで祖父のお菓子店を手伝うラーフルは40歳になってもまだ独身。

そんな彼が友人二人とゴアへ遊びに行く計画を立てていたが、
祖父が100歳の誕生日を迎える直前に急死。

ラーフルは、祖母から、故人の遺言に従い遺灰をタミル・ナードゥ州ラーメーシュワムの
海に撒いて来るよう頼まれた。

友人と約束していた彼は、とりあえずチェンナイ行きの列車に乗り込み、
そこからゴアへ向かおうとしていた。

列車が動き出したその時、向こうから女性が走ってきた。
女性の名はミーナ、何とか列車内に乗り込むと、又、男が走ってきた、そして又・・・。

全員が列車に乗り込むと、実は、美女ミーナは、男達に追われていたのだ。

彼女の抱える厄介な問題に巻き込まれてしまったラーフル、やがて彼女を救う為に、命を賭けて戦うことに・・・。

『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』のシャー・ルク・カーンと
ディーピカー・パードゥコーンの再共演。

前半はややスローな展開、歌も踊りも少なく、シャー・ルク・カーンらしくない役柄に
やや失望しかけていたが、中盤から一気にボリウッド映画らしさが際立ってくる。

歌あり、踊りあり、アクションあり。シャー・ルク・カーンと
ディーピカー・パードゥコーンの息もピッタリの演技、最高のマサラムービー!!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

次回もインド映画で、「チャンドニー・チョーク・トゥ・チャイナ」を、紹介します。