2018年1月26日金曜日

観る年代で映画が変わる Part 26(きっと、うまくいく 原題 : 3 IDIOTS)

寒中お見舞い申し上げます

連日の厳しい寒さと、インフルエンザの流行
お互いに、健康に注意しましょうネ

平成30年1月24日、安倍総理は、総理大臣官邸で会見を行いました。

 総理は、2018平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック大会開会式への出席及び日韓首脳会談について、次のように述べました。

「事情が許せば、平昌オリンピック開幕式に出席したいと考えています。2020年、東京オリンピックがあります。同じアジアで開催される平昌オリンピックの開幕式に行き、そしてまた選手団を激励したいと考えています。
 同時に首脳会談を行い、日韓の慰安婦合意について日本の立場をしっかりと伝えていきたいと思いますし、北朝鮮の脅威に対応していくために、日韓米でしっかりと連携していく必要性、最大限まで高めた圧力を維持していく必要性について伝えていきたいと、こう考えています。」
(首相官邸ホームページより)

このニュースを、勝手に、私なりに大阪弁でかみ砕いて解説してみました。

「あと2年で東京オリンピックや、
ホンマは同じアジアでの平昌オリンピック開幕式には出たいねん
選手たちにも激励しとかなあかんしな」

「そやけど、文在寅大統領は、2015年の日韓合意を撤回するつもりや、
韓国は、日韓両国の信頼関係を壊すつもりちゃうやろか、
しかも、10億円もろといて「真実と正義の原則に反する」とは、笑ろてまうで」

「そやけど、1月17日の与党幹部会会議では、自民党の二階俊博幹事長と
公明党の井上義久幹事長に、でなあかん、でなあかん、うるさく言われるしな」
「たぶん出席したら、国民の大多数は怒るやろな」

「文大統領に北朝鮮の脅威云々とゆうても、その北朝鮮と合同チーム組むんやろ、
おまけに、入場行進には統一旗を掲げて、北と一緒に行進するゆうやないか、
あきれるわ、話にならん、これでは、
ピョンチャンでなく、ピョンヤンオリンピックや」

もう、キムチ嫌いになったわ!!


「あんた、ピョンヤンオリンピックは、2月9日からやろ」

「ピョンヤン、ちゃうで、ピョンチャンやで」

ほんま !  平昌の読み方めんどくさいな
「でも仮に、ここに、ピョン助君いう男の子がいたとするで、その子を呼ぶときに」
東京は、ピョンちゃんで、大阪ピョンやん、やろ」

・・・・・・・・・・・・・・・?

それでは、インド映画「きっと・うまくいく 3 idiots」を紹介します。

きっと、うまくいく

原題 : 3 IDIOTS
製作: 2009年
製作国:  インド(ヒンディー語)





監督: ラージクマール・ヒラニ/ 脚本: ラージクマール・ヒラニ/
アビジット・ジョシ/

出演: アーミル・カーン(ランチョー)/カリーナ・カプール(ピア)/
R・マドハヴァン(ファルハーン)/シャルマン・ジョシ(ラージュー)/
オミ・ヴァイディア(チャトゥル=通称サイレンサー(すかしっ屁を意味する)/
ボーマン・イラニ( ICE学長=あだ名はコンピュータ・ウイルス)

(あらすじ)
インドのエリート工科大学、ICE工業大学を卒業してから10年目、
ファルハーンが離陸寸前の飛行機内で携帯を受ける。
携帯は、大学時代の同級生、チャトゥルからで、
卒業後に行方知れずになっていたランチョーに会えるという知らせであった。
飛行機は既に離陸してしまっていたが、ファルハーンは仮病を使い
飛行機を引き帰らせた。

空港でタクシーに乗り、途中で友人のラージューをひろい、
チャトゥルから指定のあった場所に到着する。
だが、そこにはランチョーの姿はなかった。

大学時代のある日、がり勉だったチャトゥルは、ランチョーから屈辱を受ける。
その時、チャトゥルはランチョーに誓った。
10年目に会ってどちらが成功したかを確かめようと。

ファルハーン、ラージューは、チャトゥルの運転する車で、
ランチョー探しのドライブが始まる。

ここで場面が変わり、10年前のICE工業大学。

異端児ランチョーと、なんでも神頼みしてしまう気弱なラージュー、
そして動物写真家を夢見るファルファーの3人が巻き起こす青春コメディ・・・。

3人が騒動を起こす度に、ランチョーの呪文 “うま~くいく”
(Aal Izz Well) All is well ・・・?

で困難に立ち向かって克服していきます。

ランチョーの短いセリフ、
”知識はどこでも学べる”
”出世ではなく学識を目指せ”
”大学は学問ではなく、点の取り方を教えているのか?”
なかなか、核心をついています。

公開当時、インド映画の歴代興行収入が1位となりました。
今日のインドの様々な社会問題を盛り込みながら、コメディタッチに描かれています。
国際インド映画アカデミー賞で16部門を受賞。
世界中で高い評価を受けた話題作です。
原作はChetan Bhagat「Five Point Someone」という小説です。

アーミル・カーンは、撮影当時44才だったそうです。
彼は、2013年の”世界で最も影響力のある100人”に選ばれた俳優兼社会事業家です。

社会活動する意義について、
”自分の可能性を最大限に生かすことでぼく自身も満たされるんだ”
(ビル・ゲイツとの対談インタヴューより抜粋)
と語っています。
アーミル・カーンランチョーオーバーラップしますよネ

インド映画といえば、歌と踊りですが、今回は特に歌がいいですネ
「Give me sunshine」「Aal Izz Well」「Zooby Dooby」

ハリウッド映画と一味違うインド映画、ぜひ一度観てくださいね。
おもしろいですよ。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

次回も引き続き、インド映画でと言いたいのですが、ついにネタ切れです。
次回は、まだ決めていませんが、あまり知られていない名作を紹介したいと思います。



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