お昼のワイドショーでは日産自動車前会長のカルロス・ゴーン再逮捕の報道で、
持ちきりです。
妻
「ゴーンさん、保釈されると思ってたのに、又、再逮捕やて」
「もう3回目やで」
「いつまで、勾留されるんやろか?」
私
「ようわからんけど・・・・・」
「東京地検特捜部も必死やろしな・・・?」
「ゴ~ン、やから」
「まだ早いけど、除夜の鐘の鳴る数と同じ、108日くらいの勾留とちゃうか」
「日産の、ゴ~ンと響いて、108日」字余り
妻
「いくら何でも、それは無いと思うで、でも上手い! 座布団3枚や」
私
「ところで、今年は災害の多い年やったな」
妻
「ホンマや、台風21号のゴッツイ風の威力は、今でも身震いするわ」
私
「被害にあわれた方々は大変やろな、政治の責任も大きいで」
「もし、自分が政治家だったら、年俸を全額返上して寄付に回すな」
妻
「あんたは、政治家になられへん! 心配せんでええ」
私
「・・・・・」
今年の漢字は「災」です。
平成最後の年の漢字は「災」 自然災害の多発で
今年1年の世相を漢字一字で表す「今年の漢字」が12日、京都市東山区の清水寺で「災」と発表された。森清範(せいはん)貫主(かんす)が特大の和紙(縦1・5メートル、横1・3メートル)に豪快に揮毫(きごう)した。
日本漢字能力検定協会(同区)が毎年公募。協会によると、応募総数19万3214票のうち、「災」が最も多い2万858票を集めた。6月の大阪北部地震や7月の西日本豪雨、9月の台風21号、24号など自然災害の多発が理由という。
「災」は新潟県中越地震の発生や子供が被害者となる殺人事件が多発した平成16(2004)年以来2回目。森貫主は「人災や自然災害のないような来年でありますように」と話した。
産経新聞 2018.12.12 14:10ライフくらし
今年の主な災害をまとめてみました。
1月
関東甲信で大雪=東京20センチ超、4年ぶり警報
草津白根山で噴火
札幌市の共同住宅で火災、11人死亡
2月
福井県で記録的大雪
4月
大分山崩れ、死者6人
6月
大阪北部地震 震度6弱
大阪府北部を震源とした地震が18日発生、大阪市など5市で震度6弱を観測、4人が死亡した。高槻市では小学校のプールの塀が倒れ、登校中の小4女児が死亡。市教委は謝罪した。
7月
西日本豪雨=死者220人以上
西日本が5日から数日間、記録的な豪雨に襲われた。11府県で大雨特別警報が発令され、死者は220人以上。平成最悪の気象災害となった。
埼玉・熊谷で41.1度=国内最高
埼玉県熊谷市で23日、気温が国内観測史上最高の41・1度を記録した。
8月
群馬県の防災ヘリ墜落、9人死亡
9月
台風21号
台風21号が4日、四国、近畿を縦断した。死者14人。関西空港は高潮で一部冠水し、連絡橋にはタンカーが衝突。旅行客ら約8000人が孤立した。
北海道地震
北海道の胆振地方を震源とする地震が6日、発生し、厚真町で最大震度7を観測した。土砂崩れなどによる死者は41人。国内初の全域停電が起きた。
更に、台風24号
どうか、来年は良い年でありますように
それでは、インド映画「バーフバリ 伝説誕生」を紹介いたします。
バーフバリ 伝説誕生
原題:Baahubali
製作年:2015年
製作国:インド(テルグ語、タミル語、キリキリ語(部族カーラケーヤの架空の言語))
監督: S・S・ラージャマウリ/ 原案: V・ヴィジャエーンドラ・プラサード/
脚本: S・S・ラージャマウリ/ 撮影: K・K・センティル・クマール/
音楽: M・M・キーラヴァーニ
出演: プラバース (シヴドゥ/王子マヘンドラ・バーフバリ/国王アマレンドラ・バーフバリ)/
ラーナー・ダッグバーティ(暴君バラーラデーヴァ)/タマンナー(女戦士アヴァンティカ)/
アヌシュカ・シェッティ(デーヴァセーナ)/ナーサル(ビッジャラデーヴァ)/
サティヤラージ(カッタッパ)
あらすじ
舞台は、古代インド、深夜、巨大な滝の下
マヒシュマティ王国の国母シヴァガミは、赤ん坊を抱えながら、追手の兵士と戦う。
ある村に差し掛かろうとするが、足を滑らせて川に落ちてしまう。
国母シヴァガミは、守護神シヴァ神に向かって叫ぶ
「どうか、自分の命と引き換えに赤ん坊の命を、お救いを!」
手だけが川面に突き出され、その手には赤ん坊が。
翌朝、赤ん坊は村人に助け出され、国母シヴァガミは川に沈んでいく。
子供のいない村長の妻サンガは、その赤ん坊が神からの授かりものだと思いました。
サンガはその子に「シヴドゥ」と名付けて、我が子のように育てます。
シヴドゥは、成長するにつれ、滝への興味が増していきます。
そして25年後、シヴドゥは立派な青年に成長しました。
しかし、毎日滝をよじ登ろうとするシヴドゥ。
心配したサンガは村の導師にお伺いを立てます。
導師はサンガに、シヴァ神の石像に水かけ1,000回の行を命じました。
そのことを知ったシヴドゥは、母サンガを心配して、シヴァ神の石像を担ぎ上げて、
それを滝の下に置き、永久に水をかけなくてもいいようにしたのです。
その時、シヴドゥは滝から落ちてきた木製の女性の仮面を拾いました。
その時から、シヴドゥは「持ち主の女性に会いたい」と願うようになり、
また、滝登りを始めたのです。
そんなある日、シヴドゥは幻想的な天女に導かれて、遂に滝登りが成功したのです。
滝の上に到達したシヴドゥが見かけた一人の女性、アヴァンティカ。
アヴァンティカは仲間と共にマヒシュマティ兵との戦いの真っただ中でした。
彼女は、マヒシュマティ王国の暴君バラーラデーヴァに捕われの身となっている、
デーヴァセーナ王妃を救い出そうとするクンタラ王国の女戦士で、
デーヴァセーナ王妃の救出を命じられていたのでした。
シヴドゥは仮面の女性がアヴァンティカと知り、彼女に様々なアプローチをかけます。
そして、やがて二人は愛し合うようになるのでした。
しかし、アヴァンティカには王妃救出の使命があります。
単身でマヒシュマティに向うアヴァンティカ。
ところが、途中で彼女はマヒシュマティの兵隊に捕まってしまいます。
彼女が殺されそうになった、その時、シヴドゥが現れます。
彼は、たった一人でマヒシュマティ兵を全滅させてしまいます。
その時、マヒシュマティの兵士の一人が彼を見て「バーフバリ」と呟きます。
シヴドゥはアヴァンティカに代わり王妃の救出を引き受け、
単身でマヒシュマティ王国に乗り込むのですが・・・。
方や、マヒシュマティ王国では。
カーブルの武器商人アスラム・カーンは武器工場長カッタッパの剣術の腕に感服します。
しかし、アスラムはカッタッパが奴隷の身分だと聞き驚きます。
代々王国に仕える家の出身であるカッタッパはその身分を受け入れ、国王に忠誠を誓っている彼の心の篤さに、アスラムは敬意を示すのでした。
ところが、国王バラーラデーヴァは国民に重税と弾圧で圧政を敷いていたのでした。
哀れにも、宮殿の中庭にはデーヴァセーナが幽閉されており、彼女は毎日中庭の小枝を集める日々を送っていました。
カッタッパはデーヴァセーナに、自分に鎖を切るよう命じて欲しいと言いますが、
彼女は「いつか息子が助けにくる。息子が倒したバラーラデーヴァを焼くために小枝を集めているのです」と、そのことを予言しているかのように答えました。
都ではバラーラデーヴァの誕生日を祝う、巨大な彼の黄金像の建立式が行われていました。
奴隷たちが、総がかりで何本もの綱を引いています。
その時、突然、巨大な黄金像が倒れかけ、老人がその下敷きになりかけました。
そこにシヴドゥが現れ、その老人を救い、姿を消します。老人が「バーフバリ」と叫ぶ。
そして民衆も次々に「バーフバリ」の名を叫び出します。
怒り狂うバラーラデーヴァは「バーフバリ」と叫ばれた者を探し出すよう、
兵士たちに命じました。
兵士に紛れ込んだシヴドゥは、宮殿に火をかけ、騒ぎに乗じてデーヴァセーナを、
救い出します。
待ち伏せていた、バラーラデーヴァの息子バドラ王子の部隊に捕まってしまうのですが、
シヴドゥは兵士たちを全滅させてしまいます。
そして、駆け付けたカッタッパとの一騎打。
そこには、アヴァンティカらの部隊、シヴドゥを探すために洞穴を登ってきたサンガたちが集まってきていました。
シヴドゥはカッタッパの剣を奪い、逃げようとしたバドラの首を刎ねてしまいます。
カッタッパは雷雨の中で彼の顔を見た途端、「バーフバリ」と叫びその場に崩れます。
翌朝、シヴドゥはカッタッパから、自分の正体がマヒシュマティの王子であることを知らされるのでした。
カッタッパは彼の父王アマレンドラ・バーフバリの生涯を語り出します。
カッタッパの話は、50年前にさかのぼります。
マヒシュマティ王国を建国したヴィクラマデーヴァ王が急死し、
時を同じくして王妃も病死します。
後には生まれたばかりの王子バーフバリが残され、
国務は王兄ビッジャラデーヴァの妃シヴァガミが代行することになりました。
シヴァガミは「バーフバリとバラーラデーヴァのうち、より優れた者を王位に就ける」と宣言しました。
バーフバリとバラーラデーヴァは、文武両道に優れた王子と成長しました。
シヴァガミはどちらを王位に就けるべきか決めかねていました。
ある日、家臣が軍事機密を盗み出す事件が発生します。
二人はその家臣を捕らえて尋問し、軍事機密が隣国の蛮族カーラケーヤに渡ったことを
聞き出します。
カーラケーヤ軍10万人に対してマヒシュマティ軍は2万5,000人。
危機を迎えたバーフバリは三叉作戦を立案し、カーラケーヤ族長を狙うことを提案します。それを聞いたビッジャラデーヴァは「カーラケーヤ族長を討ち取った方を王位に就ける」と提案し、シヴァガミも提案を了承しました。
ビッジャラデーヴァの策略で満足な武器を与えられずにいたバーフバリは、
策を巡らせてカーラケーヤ軍を翻弄します。
カーラケーヤ軍が混乱したスキを突き、バーフバリとバラーラデーヴァの部隊が出撃し敵陣に突入します。
カーラケーヤ族長は捕らえた村人を盾にして抵抗しますが、バラーラデーヴァは人質ごとカーラケーヤ軍を撃破します。
逆に、バーフバリは人質を救出しつつ攻撃を加え、敵を撃破しました。
勝利に沸き立つマヒシュマティ
シヴァガミがバラーラデーヴァの武勇を称賛しますが、
彼女はバーフバリを次の国王に指名しました。
詰め寄るビッジャラデーヴァに対し、シヴァガミは
「バラーラデーヴァは勇猛に戦いましたが、
バーフバリは国民を救うことを考えていた」
と語り、バーフバリは歓呼の声が挙がる中で王位に推戴されました。
サンガは、「シヴドゥの父、バーフバリに会いたい」と言いますが、
カッタッパは「既にこの世にはいない」と答えます。
シヴドゥは父が死んだ理由を問いかけると、
カッタッパは「仲間に裏切られて死んだ」と語り、
「その裏切り者は自分だ」と告げたのです・・・。
「マッキー」のS・S・ラージャマウリ監督が伝説の戦士バーフバリの数奇な運命を、
VFXを駆使した迫力の映像で描く歴史アドベンチャー大作。
インド国内で最高額の予算で製作された本作は2部作の前編です。
インドの歴代興行収入最高額を記録しました。
VFXは2,500ショットに及び、映画の90%でCGIが使用されているそうです。
滝の映像を作る際には流体力学とシミュレーションの複雑さから、
2年以上の歳月が掛かっているそうです。
最高に面白い映画です。是非お勧めです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
次回は、後編の「バーフバリ 王の凱旋」を紹介します。
それでは、よいお年をお迎えください。